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『心を整えるランニング』不安やストレスから自由になる走り方

  • 心を整えたい

  • 『心を整えるランニング』の内容を知りたい

この記事でわかること

  • グッときたところベスト3

  • 読んで変わった3つのこと

本記事の信頼性

「走ることは考えること」と思いながら走ってきました。
いっぽう、心のどこかで「走ることは瞑想」とも感じていました。
没頭してゾーンに入る感覚が、瞑想だからです。

本記事は「走ることと、瞑想」をかけ算した「心を整えるランニング」の書評です。
心を整えるランニングとは「今、ここ、自分に集中して走ることでストレスや不安から自由になる」とわかります。

走ることは心を整え、活力を得られるのです。
「誰かと一緒に走ることのメリット」が印象的でした。

ランニング・サブ4の証拠写真です。
2017年東京マラソンで3時間52分54秒。

当時、15km走れるスペックから4か月の練習で達成できました。
小出監督の『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』という本に記載の3ヶ月スケジュールを、4ヶ月にアレンジしたら達成。おすすめです pic.twitter.com/Z0DiVHQzZW

— こういち@Blog & Code (@KoichiBlog) August 23, 2020

【書評】『心を整えるランニング』のグッときたところベスト3

グッときたところベスト3

  • 1位:シンプルなマインドフル・ランニング

  • 2位:気持ちや考えたことを記録する

  • 3位:親と子で「共感力」を深める

1位:シンプルなマインドフル・ランニング

  • 快適な速度を探る

  • 周囲に意識を向ける

  • 走りのリズムに乗る

  • 歩数を数える

  • 雑念が過ぎ去るのを観察する

  • 身体と周囲を観察する

1位の理由は「気づき」を与えてくれたからです。

禅とは「身体の感覚に意識を集中させる」と理解していました。

しかし本書では「気温や風などの周囲」にも意識を集中させます。
23年間走ってきましたが、新しい走り方です。

自然と身体に意識を集中することで、心の声を静めていくのです。

「走ることは考えることではなかったのか?」という意見もあるかもしれません。

そのとおりです。
ランニングするときは音楽を聴かない【考えるために走る】」の記事で「考えるために走る」と書いています。

ランニングするときは「考えるテーマ」を用意して走ります。
本書を読んでも変わっていません。

ただ何も考えたくないときもあります。
そんなときは「マインドフル・ランニング」です。

何も考えずに自分と自然に意識を集中して、没頭する。
自分を空っぽにして、新しいスペースを作り出す。

瞑想状態を目指して走るのです。

ウォーキングでも水泳でも応用できます。

2位:気持ちや考えたことを記録する

気持ちや考えを記録することで、心の重荷を下ろすことができるからです。

  • 頭に浮かんだものを何でも自由に

  • ランニング中の心の変化

  • 質問に対する自分の答え

「ランニング日記」を書いています。
»【ジョギング日記の悲報】月200km走ってもダイエットできない

書く内容

  • 気づき

  • 思ったこと

  • 考えたこと

「すべて書け」といいます。

深掘りすると「質問を用意してランニング中に得た答え」を書くのです。

「考えるテーマ」を決めて走ったことはあります。
しかし考えた結果を書いたことはありませんでした。

考えが深まりそうでで、実験する価値はありです。

3位:親と子で「共感力」を深める

親子で走るマインドフル・ランニング8つのステップです。

子どもと一緒に走ることで、子どもとの時間が過ごせます。
ランニングのメリットが増えるのです。

GARMINとは

以前、江戸川沿い13kmを小学生の子どもと一緒に走ったことがありました。
子どもは自転車でしたが、一緒に走れて、楽しそうでした。
楽しい時間です。

心も整い、脳も鍛えられ、身体も丈夫になる。
子どもとの時間を過ごせる。

ランニングのメリットです。

『心を整えるランニング』を読んで、変わった3つのこと

読んでから変わったこと3つ

  1. 子どもと一緒に走る

  2. マインドフル・ランニングをする

  3. 考えるテーマを決めて走り、考えた結果を日記に書く

1.子どもと一緒に走る

ランニングのメリットだけではなく、子どもとの関係性にもメリットがあるからです。

平日は自分のことばかりで、なかなか子どもとの時間が過ごせません。

週末に一緒に走ることで、時間を共有します。

2.マインドフル・ランニングをする

自分と周囲に意識を集中させながら、走ってみます。
何も考えたくないときに試してみます。

3.考えるテーマを決めて走り、考えた結果を日記に書く

考えた結果を細かく日記に書いてみます。
心の変化も見つめてみます。

2つの章の目次

PART1.マインドフル・ランニング入門
PART2.目的別マインドフル・ランニング

『心を整えるランニング』は、心を整えたい人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 心を整えたい人

  • ランニングに興味がある人

  • ランニングに禅の考えと取り入れたい人

おすすめできない人は「ランニングのメソッドを知りたい人」です。
「マラソンを早く走るには」などの方法論は書かれていないからです。

書名 「心を整えるランニング
著者 ウィリアム・プーレン
単行本 191ページ
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 2018/3/25

まとめ:『心を整えるランニング』で心技体を成長させる

まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:シンプルなマインドフル・ランニング

  • 2位:気持ちや考えたことを記録する

  • 3位:親と子で「共感力」を深める

心はランニングで整います。
頭はランニングで鍛えられます。
体はランニングで強くなります。

ランニングで「心技体」は成長できるのです。

以上です。

P.S. 子どもと走れば、家庭円満でいいことづくしです。

『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』でサブ4達成【私でも可能】

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