建築計画の学習のための記録
序
これより、建築計画の学習に入る。
今日は、集中力が切れかけている中、この曲を聴くと集中できた。
今日の勉強のBGMは、ヴァイオリン、ピアノ伴奏(クラシック系音楽)でいく。
ヴァイオリンの歴史の中心はこの曲【コレッリ/ラ・フォリア】※音量注意
高松あい_violin チャンネル登録者数 14.8万人
この演奏作品は、ヴァイオリンの音をしっかり聞ける感じで、ヴァイオリンの音を聴きたいときに良い。
動画で有名な曲の紹介や説明もしてくれているので、とても音楽の勉強にもなる。
ヴァイオリンは、集中力が必要な時に聞くといい感じがする。
長時間作業する時にも良いかもしれない。
「極上ヴァイオリン特盛 ~定番クラシック名曲ベスト50」は、有名な曲がしっかり聞けるのでかなり良い。視聴は、下記リンクからどうぞ。
さて、音楽の話は、ここで置いといて早速勉強に入っていく。
本日の学習も、主にテキスト勉強を中心として、補足でウェブ検索で参考になったものをここに貼っておく。そして後から見返えせるようにしたい。
ウェブ検索で見つかる情報は、過去問題の解答解説が多いので、その辺りを見つけたら問題を解いて、それをここに貼る。それでも頭に入らなければ手書きのノートにも記入して記録を残すようにする。
今回は、後で正解枝を見返しやすいように太文字にしておく。
建築基本計画
ここから、1,2問の出題が予測される。規模計画、環境に配慮した建築計画については、特徴を整理して理解したい。過去問を中心に学習をするので、後から内容を見返して理解できているか確認が必要。
建築物と周辺環境【平成28年No.5】
建築物とその周辺環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
高層建築物の計画において、地表面付近の風速増加率は、計画地の周囲に建築物がない場合に比べ、周囲に低層建築物群がある場合のほうが大きくなる傾向がある。
建築物の周辺の気流は、「建築物の高さ(H)と建築物の間隔(W)の比(H/W)」や「街区面積に対して建築物が占める割合」により大きく影響される。
高層建築物の計画において、床面積が大きい低層部を設け、当該低層部の屋根の上部に強風を発生させる計画とすると、建築物周辺の歩行者へのビル風の影響が少なくなる。
ビル風対策としての植栽計画においては、耐風性の高い樹種を選定するとともに、低木を避け高木を風向きと平行となる向きに並べて配置することが有効である。
一級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科1(計画) 問6
建築物の配置や環境配慮に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 . 建築基準法の総合設計制度に基づいて設置される公開空地には、敷地を貫通して道路、公園等を相互に有効に連絡するもので、特定行政庁が定める所定の幅以上の歩道状のものも含まれることがある。
2 . 2棟の高層建築物を並べて配置する場合、2棟の間に発生する風については、建築物の間隔を狭くするとピーク時の風速は高くなるが、風速の増加する領域は狭くなる。
3 . 一般に、外側ブラインドは、内側ブラインドに比べて、冷房負荷を低減することができる。
4 . 我が国において、建築物の開口部に水平の庇を設ける場合、一般に、夏期における日射遮効果は、南面より西面のほうが大きい
一級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科1(計画) 問5
環境に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 . 壁面緑化は、緑化による視覚効果が得られるとともに、空調負荷の軽減による二酸化炭素排出削減効果も期待できる。
2 . アースチューブは、地中に埋設したチューブに空気を送り込み、夏には冷熱源、冬には温熱源として利用する方式であり、一般に、外気温の年較差が大きい地域ほど熱交換効果が大きい。
3 . 重力換気は、建築物に設けたボイド内の温度差を利用したものであり、ボイドの下部に排気口、ボイドの上部に給気口を設けることが望ましい。
4 . ダイレクトゲインは、窓から入射する日射熱を蓄熱体に蓄熱させ、日射が少ない時間帯に放熱させ暖房効果を得る方式であり、蓄熱体の熱容量を大きくすることが望ましい。
〔H21 No.01〕
建築設計の手法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.建築物の設計に当たっては、建設予定地や類似施設の調査を行い、利用者の潜在的な要求の把握や将来の建築物に対する要求の変化を予測することが重要である。
2.建築物の設計に当たっては、可能な限り環境負荷を小さく抑え、再利用・再生が可能な資源・材料を使用し、建築の生涯の資源消費を最小限に留めることが望ましい。
3.公共建築物のロビー等の人が集まる空間における規模・寸法や家具配置を計画するに当たっては、一般に、パーソナルスペースに配慮することが重要である。
4.パッシブデザインは、対象地域の気候や風土を十分に把握した上で、特別な装置や動力を用いた機械的手法を主体として、暖房効果、冷房効果、照明効果等を積極的に得ることを意図した設計手法である。
一級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科1(計画) 問1
建築及び都市の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 . ソシオペタルは、複数の人間が集まったときに、異なる方向に身体を向けて他人同士でいようとするような位置関係をいう。
2 . ユニバーサルデザインは、全ての人を対象としたものであり、障がいの有無、年齢や体型の違い、身体機能の差等に関係なく、可能な限り誰もが利用できるデザインをいう。
3 . パッシブデザインは、建築物自体の配置・形状、窓の大きさ等を工夫することにより、建築物内外に生じる熱や空気や光等の流れを制御し、暖房・冷房・照明効果等を積極的に得る手法をいう。
4 . スマートシティは、広義では、都市が抱える諸課題に対して、情報通信技術等を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)が行われ、全体の最適化が図られる持続可能な都市又は地区をいう。
No.14
建築物の各部に関する次の記述のうち、もっとも不適当なものはどれか。
1. 地震時におけるサッシ枠の変形に対して、ガラスがサッシ枠内で回転・移動してもガラスに力が加わらないようにサッシ枠内にクリアランスを設ける。
2. ガラスは、厚さが増すと透過損失も増加するが、周波数域によってはコインシデンス効果により遮音損失が低下することがある。
3. 突き出し窓は、オペレーターによる遠隔操作が可能であり、高所にも使用することができる。
4. 多孔質材料による吸音壁において、一般に、多孔質材料と背面の剛壁との間に空気層を設けると低周波域の吸音率が大きくなる。
5. エアロフローウィンドウは、断熱性能を向上させるとともに二重ガラスの間にあるブラインドにより日射を遮蔽するが、窓からの熱放射の低減は期待できない。
〔H22 No.16〕
環境に配慮した建築計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.郊外に建つ研修センターにおいて、空調負荷の低減を図るために、地下の設備配管ピットに外気を通すクールチューブ・ヒートチューブを採用した。
2.市庁舎において、空調設備への依存を低減しつつ快適な環境をつくりだすために、屋上を緑化したり、風の道を確保する計画とした。
3.事務所ビルにおいて、窓まわりにおける外部からの熱処理をするために、窓と設備を一体化したペリメーター空調の一つであるエアフローウィンドウ方式を採用した。
4.事務所ビルにおいて、空調負荷の低減を図るために、氷蓄熱システムからの冷風を利用して夜間に躯体に蓄冷させ、昼間に躯体に吸熱させるナイトパージを採用した。
一級建築士の過去問 平成29年(2017年) 学科1(計画) 問5
わが国における建築物と周辺環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 . 建築物に囲まれた広場や街路等の幅員をD、建築物のファサードの高さをHとした場合、D/Hはその外部空間の開放感や閉塞感を表す指標となる。
2 . 建築物が冬至の日において4時間以上の日影を周囲に及ぼす範囲は、一般に、建築物の東西方向の幅よりも建築物の高さに大きく影響される。
3 . 都市部にある建築物の屋根及び屋上に高日射反射率塗料を塗ることにより、ヒートアイランド現象を抑制する効果が期待できる。
4 . 多雪地域の市街地の建築物において、落雪の搬出の不便さと落雪による危険を避けるため、無落雪屋根を採用する場合がある。
住宅・集合住宅
ここでは、タイプごとの特徴を理解しておく。ここでの1点も取り逃さないように分からないものは、検索をして無くしていく。
住宅、集合住宅は、勉強に慣れてくればしっかり覚えられる気がするので、慣れるまでじっくり学習する。
〔H26 No.13〕
住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.コートハウスは、建築物や塀で囲まれた中庭をもつ住宅の形式であり、狭い敷地においてもプライバシーを確保しやすい。
2.ストリート型住宅は、集合住宅の接地階部分において、居住者が日常生活の延長として、街並みの形成に参画できるような配慮を行うことによって、街路の活性化を意図した集合住宅の住戸形式をいう。
3.デュアルリビングは、廊下に面してリビングルームをもつ二棟の片廊下型住棟を向かい合わせに配置し、部分的にエレベーターホール等で連結した住棟形式をいう。
4.ライトウェルは、住戸の奥行きが深い場合であっても、通風と採光を得ることができる計画手法である
一級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科1(計画) 問13
日本における住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 . 四間取は、土間を除く床上部分を田の字型に4室構成とする、伝統的な農家の平面形式の一つである。
2 . 公営住宅標準設計51C型は、住生活の多様化に対応するため、食事室と台所とを分離した計画である。
3 . テラスハウスは、区画された専用庭をもつ住戸を、境界壁を介して連続させた接地型の低層集合住宅である。
4 . コーポラティブハウスは、自ら居住する住宅を建設しようとする者が組合を結成し、共同して事業計画を定め、建築物の設計、工事発注等を行って住宅を取得し、管理していく方式である。
二級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科1(建築計画) 問12
集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 . コンバージョンは、既存の事務所ビル等を集合住宅等に用途変更・転用させる手法である。
2 . ボイド型は、階段・エレベーター等をコアとして設け、コアとつながった共用廊下の中央に吹抜けを配置した形式である。
3 . テラスハウスは、各住戸が区画された専用の庭をもつ連続住宅であり、各住戸が戸境壁を共有しながらも、庭があることで独立住宅としての要素を有する。
4 . スケルトンインフィル住宅は、「建築物の躯体や共用設備部分」と「住戸専有部分の内装や設備」とを明確に分けて計画することによって、住戸の更新性や可変性を高めた集合住宅である。
5 . コモンアクセスは、共用庭と各住戸へのアクセス路とを分離した形式で、動線はアクセス路側が中心となり、共用庭の利用は限られたものになりやすい。
〔H22 No.11〕
住宅等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.接地型の集合住宅の共用庭は、コミュニテイの活性化を図るほかに、住棟間のプライバシーを確保するための緩衝スペースとしても機能させることができる。
2.住宅の設計において、高齢者の部屋を出入口近くに配置すると、外部からのケアサービスを受けるうえで有効である。
3.住宅地まわり等の道路において設けられるハンプは、車の速度を歩行者と同程度までに落とすことを目的としている。
4.非常用エレベーターは、平常時において一般乗用エレベーターとして使うことができない。
〔H21 No.12〕
集合住宅・住宅団地の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.住宅地において、歩車分離を図るため、歩行者専用道路とは別に自動車用のクルドサックを設けた。
2.階段室型の集合住宅において、高齢者向けに改修するために、玄関の位置を変更し、共用廊下を増築してそこに着床するエレベーターを設置した。
3.集合住宅において、天井の高い空間を設けたり、収納スペースの充実等を図るために、住戸の階高を4.5m程度とした。
4.集合住宅の住棟計画において、各住戸の日照・採光・通風・眺望等の条件がほぼ同一であり、階段室型に比べてプライバシーを確保しやすいツインコリドール型を採用した。
住宅・集合住宅実例
実例問題は、実際にある建築物に関することで、有名な建築作品として知っておかなければならないものなので、これも分からなかったら分かるまで学習する必要がある。
一級建築士の過去問 令和2年(2020年) 学科1(計画) 問3
西洋の歴史的な建築物とその背景との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
1 . 大英博物館(イギリス、1824 - 47年):考古学の成果に基づく古代ギリシアや古代ローマ建築の研究及び正確な理解を通じ、その造形原理の復興を試みた新古典主義を背景としている。
2 . タッセル邸(ベルギー、1893年):植物の茎や葉、長い髪などの自然物をモチーフとした非対称な曲線や曲面を造形に用いたアール・ヌーヴォーを背景としている。
3 . ウィーン郵便貯金局(オーストリア、1906年):機械生産による低品質な製品を否定し、工業化社会における芸術性を中世的な手工芸に求めたアーツ・アンド・クラフツ運動を背景としている。
4 . シュレーダー邸(オランダ、1924年):対象を幾何学によって客観的かつ普遍的に表現するために、要素を水平・垂直の線や面で構成し、三原色と無彩色を使用するデ・ステイルを背景としている。
〔H24 No.12〕
建築家の自邸に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.土浦亀城邸(1935年)は、「白い箱」型の外観をもち、内部は居間の吹抜けを中心とし複数の床レベルによって構成されたモダニズムの木造住宅である。
2.増沢洵邸(1952年)は、戦後の極限的小住宅の先駆けとなった事例であり、1階の鉄筋コンクリート造のコアの上の木造部分に、最小限必要な要素を収めた住宅である。
3.菊竹清訓邸のスカイハウス(1958年)は、4枚の壁柱によって正方形の主室を空中に持ち上げ、HPシェルの屋根を設けた構成で、住宅生産の工業化の利点を生かし、設備等の更新を可能とする「ムーブネット」を取り付けた住宅である。
4.原広司邸(1974年)は、玄関からバルコニーまで降りてゆく中央の吹抜けの両側に居室を配置し、トップライトから自然光を取り入れ、住居の中に「都市を埋蔵する」構成を意図した住宅といわれている。
〔H24 No.2〕
日本の集合住宅の歴史に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.同潤会江戸川アパートは、関東大震災後の住宅難に対処するために設立された同潤会による鉄筋コンクリート造の都市型アパートである。
2.日本住宅公団の草加松原団地は、高度成長期に建設された中層集合住宅を中心とする郊外型大規模住宅団地である。
3.日本住宅公団の晴海高層アパートは、2戸×3層の6住戸を1単位とし、3層ごとに共用廊下を設け、そこから上下階の住戸に階段でアクセスするスキップアクセス形式を採用した都市型高層賃貸集合住宅である。
4.広島市の基町団地は、工場跡地の再開発を目的として建設されたテラスハウス型の公営住宅団地である。
〔H23 No.11〕
集合住宅等の計画上の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.アビタ’67 (カナダ・モントリオール)は、複数住棟の共用の庭をもち、各戸の専用庭及び住棟の雁行配置により住戸の独立性を高めた低層集合住宅である。
2.代官山ヒルサイドテラス(東京都渋谷区)は、住宅、商業施設、オフィス、レストラン等の機能が複合した建築群で構成された都市型集合住宅で、長い年月をかけてま・ち・な・み・をつくり出している。
3.NEXT21(大阪市)は、スケルトン・インフィル分離方式と環境共生をテーマに将来の都市居住の可能性を追求した実験集合住宅である。
4.バイカー再開発(イギリス・ニューキャッスル)は、住民の意見を積極的に取り入れたもので、既存のコミュニティー施設を残し、地区の周囲に壁状の高層住棟を配置し、その内側に庭付きの低層集合住宅を配置した計画である。
〔H24 No.11〕
集合住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.ネクサスワールド香椎(かしい)(福岡市)は、国内外の6名の建築家がそれぞれの住棟を競作した集合住宅団地である。
2.幕張ベイタウン(千葉市)は、壁面線の位置・高さ、壁面率、三層構成(基壇部、中間部、項部)等についての「都市デザインガイドライン」に沿って設計された集合住宅団地であり、街区型の形式に特徴がある。
3.東雲しののめキャナルコート(東京都江東区)は、防災を目的とした再開発計画によって建設された低・中層集合住宅団地である。
4.ひばりが丘団地(東京都東久留米市)は、解体せずに再生・活用する技術的手法を検証するため、解体予定の住棟を用いてストック再生実証試験が行われた団地である。
公共建築
公共建築にも、特徴があるのでこれがすぐに頭に浮かぶまでは、繰り返し学習する必要がある。学校や図書館などで出題させるポイントもしっかり押さえなければ得点できないかもしれない。
〔H20 No.12〕
学校の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.幼稚園において、衛生面に配慮して、幼児用便所を保育室からできるだけ離して計画した。
2.小学校において、図書室や特別教室については、近隣住民の利用を想定して、地域開放用の玄関の近くに配置した。
3.小学校において、低学年の教室を学習内容に応じて弾力的な時間配分ができるように総合教室型とし、教室周りに作業・図書コーナーや流しを設けた。
4.小学校において、教員の執務拠点を教室の近くに配置するために、学年ごとに分散した教員コーナーを設けた。
5.中学校において、総合的な学習を補助するために、図書室・視聴覚室・コンピュータ室の機能を統合したメディアセンターを設けた。
〔R01 No.8〕
公立小学校・中学校の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.既存の中学校の校舎を小中一貫教育を行う義務教育学校に変更する計画に当たり、階段に、手摺すり、滑止め等の安全上の措置を講じることにより、蹴上げの高さを変更しなかった。
2.中学校の計画に当たり、各教科で専用の教室をもち、生徒が時間割に従って教室を移動して授業を受ける総合教室型とした。
3.普通教室(40人)の広さは、多様な学習形態に対応する机、家具等の配置が可能な面積、形状を考慮し、9m×8mとした。
4.特別の支援を必要とする児童が通常の学級に在籍する場合を想定し、その児童が落着きを取り戻すことのできる小規模な空間を、普通教室に隣接して設けた。
〔H21 No.14〕
学校の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.教科教室型の中学校において、教科ごとに教室を確保し、クラスごとにホームベースを設けた。
2.小学校において、教育面・生活面に配慮して、低学年教室群と特別教室群とをひとまとめにする計画とした。
3.小学校の計画において、学習集団を弾力的に編成できるようにするため、クラスルームに隣接してオープンスペースを設けた。
4.小学校のオープンスペースにおいて、情報ネットワークを活用した多様な学習が行えるように、パソコンを配置した。
〔H24 No.16〕
子どもに関わる施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.小学校の体育館の計画において、災害時の避難所として利用できるように耐震性を十分に確保し、備蓄倉庫を隣接して設置した。
2.総合病院における小児病棟の計画において、入院する子どもたちの教育や学習の場として、院内学級のための教室を設置した。
3.保育所の計画において、定員15名の1歳児のほふく室の有効面積を30m2とした。
4.幼稚園の計画において、年少児用便所のブースの間仕切りの高さを、園児の安全の確認と指導のために1.2mとした。
〔H25 No.7〕
建築物の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.排気量50cc-250ccクラスのオートバイの駐車場の計画において、平行駐車の1台当たりの駐車区画の寸法を、幅90cm×長さ230cmとした。
2.公共体育館の計画において、天井の高さを、バレーボールの公式試合が行えるように15mとした。
3.図書館の開架室における書架の間隔について、車いす使用者の利用と通行に配慮して、225cmとし た。
4.事務所の階段について、昇降のしやすさに配慮し、踏面寸法をT、蹴上げ寸法をRとした場合、T+2R=45cm程度となるように計画した。
〔H22 No.7〕
建築物の各部の寸法及び床面積に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.劇場において、車いす使用者用客席スペースを出入口に近い部分に設け、車いす1台当たりのスペースを幅90cm、奥行き120cmとした。
2.事務所において、ロの字形に机を配置する会議室(収容人員20人程度)の広さを、3.6m×7.2mとした。
3.図書館において、書架のない閲覧室(4人掛で100席)の床面積を、180m2とした。
4.洋食レストランにおいて、客席部分(50席)の床面積を、80m2とした。
〔H21 No.16〕
建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.公共図書館の計画において、BDS(ブックディテクションシステム)を採用し、利用者の私物を自由に館内に持ち込むことができるようにした。
2.基準階の平面が25m×20mの低層の事務所ビルの計画において、事務室の適切な奥行きを確保するために、偏心コアタイプを採用した。
3.延べ面積10,000m2程度の美術館において、アルカリ汚染因子の蒸発が収蔵物に与える影響等を考慮して、コンクリート打設後から開館までのシーズニング期間を2年とした。
4.台詞せりふを主体とする演劇を上演する劇場の計画において、すべての客席から表情や細かな身振りを鑑賞できるように、最後部の客席から舞台中心までの視距離を40mとした。
〔H27 No.15〕
公共建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.客席数1,600席のコンサートホールの計画において、音響が安定しているシューボックス型を採用した。
2.一般的な総合病院の計画において、外来部門の床面積の割合を、延べ面積の13%とした。
3.人口50万人の都市にある市庁舎の計画において、転入・転出等の届出の受理や証明書の発行等を行う窓口事務部分の床面積の割合を、延べ面積の8%とした。
4.24クラスの小学校の計画において、普通教科はクラスルームで行い、実験や実習の授業は特別教室で行う教科教室型を採用した。
H22計画15(2級建築士学科試験問題)
社会福祉施設等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.ケアハウスは、家族による援助を受けることが困難な高齢者が、日常生活上必要なサービスを受けながら自立的な生活をする施設である。
2.介護老人保健施設は、病院における入院治療の必要はないが、家庭に復帰するための機能訓練や看護・介護が必要な高齢者のための施設である。
3.認知症高齢者グループホームは、介護を必要とする認知症の高齢者が、入浴や食事等の介護を受けながら共同生活を行う施設である。
4.老人デイサービスセンターは、在宅介護を受けている高齢者が、送迎等などにより、通所して、入浴や日常動作訓練、生活指導等のサービスを受ける施設である。
5.特別養護老人ホームは、常時介護の必要はないが、自宅において介護を受けられない高齢者のための施設である。
一級建築士の過去問 令和2年(2020年) 学科1(計画) 問8
建築物等の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 . 公共体育館の計画において、成人用バスケットボールコートを二面配置するため、床面の内法寸法を、40 m × 50 m とした。
2 . 屋内の公式試合用の硬式テニスコートについて、ネット上部の天井高を、13 m とした。
3 . 競技場の観客席の固定座席の計画において、座席の幅( 1 人分の間口)を 45 cm とし、前後間隔(椅子の背の間隔)を 85 cm とした。
4 . 屋内駐車場の計画において、一方通行の小型自動車の車路のうち、車路に接して駐車料金の徴収施設が設けられている場所で、歩行者の通行の用に供しない部分の幅員を、2.5 m とした。
公共建築実例
ここでは、具体的な物件名を元に検索をして、その特徴を覚えていくような学習をした。日野市立中央図書館、フランス国立図書館、海の博物館などから過去問を探し出し、芋づる式に出てきた物件名を調べていくようにする。
まだ、調べ切れていないものもあるので、それは、復習のときで時間があるときにする。
〔R02 No.15〕
図書館等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.金沢市立玉川図書館(石川県、1979年)は、東側の開架部門と、中庭を挟んで西側にある学習・管理部門を分けることによって、開架部門を気軽に立ち寄り利用できる空間とした図書館である。
2.朝霞市立図書館本館(埼玉県、1987年)は、成人開架と児童開架をL字型平面に振り分け、自習室を設けず、閲覧室を少数にするなど、貸出を重視した図書館である。
3.苅田町立図書館本館(福岡県、1990年)は、多様な閲覧席と豊富な資料を備え、開架書架群に沿ってベンチ、和室、屋外読書スペースなどを設けることで、来館者が長い時間を過ごせるように計画した図書館である。
4.ぎふメディアコスモス(岐阜県、2015年)は、木造格子屋根をもつ市立中央図書館や、市民活動交流センター、多文化交流プラザ及び展示ギャラリー等からなる複合施設である。
〔H29 No.17〕
図書館(設計者等)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.ベルリン自由大学図書館(フォスター・アンド・パートナーズ)は、傾斜した巨大な円盤状の屋根構造をもち、外壁には世界各地・各時代の文字が彫り込まれている。
2.フランス国立図書館(ドミニク・ペロー)は、緑豊かな中庭をもつロの字型の基壇部と、その四隅に配置されたL字型の高層タワーから構成されている。
3.シアトル中央図書館(OMA)は、外観全体が格子状の鉄骨とガラスで構成され、室内空間に外光を導いている。
4.ストックホルム市立図書館(エーリック・グンナール・アスプルンド)は、円筒と直方体が組み合わされた外観をもち、巨大な円筒の内部には、壁に沿って書架があり、中央にサービスデスクが設けられている。
〔R01 No.15〕
木材を活用した建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.住田町役場(岩手県)は、凸レンズ状に組まれたトラス梁が並んだ屋根架構をもつ建築物である。
2.群馬県農業技術センター(群馬県)は、小断面の製材を格子状に組み合わせた屋根架構をもつ建築物である。
3.海の博物館展示棟(三重県)は、主要構造部の柱や梁には、鋼材を内蔵した集成材を使用し、外壁にはガラスカーテンウォールと木製ルーバーを使用した建築物である。
4.出雲ドーム(島根県)は、集成材とケーブル等で構成された立体張弦アーチと、膜屋根を組み合わせた架構をもつ建築物である。
まとめ
しっかり学費を払って、学習するからには一発で合格したい。今後、どうすれば一発合格できるかについても考える必要がある。
過去問をたくさん見ることは大事で、そこからテキスト学習につなげていけば、知識も整理できる気がする。そして、それを図面にする力をこれからつける必要がある。まだ学科だからと言って、製図を無視するわけにはいかない。
ショパンピアノ名曲13選メドレー【作業・仕事・勉強用BGM】幻想即興曲、英雄ポロネーズ、ノクターンOp.9-2- クラシック - Chopin Classical Piano -
ヴァイオリンの音も良いが、ずっととなると少し疲れるし、飽きる。そういうとき、ショパンピアノを聴くと勉強やブログの集中力が復活した。
ピアノはヴァイオリンと同じくクラシックで、集中力が必要な時に聞くといい感じがする。長時間作業する時にも良いかもしれない。
「クラシック定番名曲ベスト50 〜ピアノ」は、有名な曲がしっかり聞けるのでかなり良い。視聴は、下記リンクからどうぞ。
学習について
まだまだ、過去問題たくさん解く必要のある状態で、記録しながら勉強をすると過去問を掲載しているサイトにたどり着いてしまう。感じの内容の記事になる。
上記記事は、過去問題の抜粋は、正しい枝と間違っている枝の判断をした記録とそれに付随する知識が参考リンク先にあり、資格学校の紙の教材とその内容の確認をしながら勉強を進めることができた。
計画については、建築基本計画、住宅・集合住宅、公共建築があり、その実例も問題で出てくるので、すべて一通り目を通しておかないと問題が出た時に対応できない。
学科合格後の製図試験では、計画の考え方は、それぞれのテーマに応じて違ったものになるが、計画の学科を勉強している間にも製図試験を意識しながら学習をしておく必要がある。
今の状態では、まだまだ勉強不足なのでこれからどんどん勉強のステップアップをしていかないと合格レベルに達しない。今回は、ブログしながら勉強をしたが、今後の学習では、それも検討する必要がある。
ブログも、学習ツールとしてかなり役に立っている感じだが、活用の仕方や、自分の記録の仕方に大きく左右されるので、なるべくわかりやすくまとめていきたいが、目標は、きれいなブログ作成ではないので、そこまでしっかりきれいにまとめていくこともできない。
noteでは、マガジン機能があり、最近、「建築( `ー´)ノ」というものを作ったので、それにまとめて、後から検索をかけやすくしておくことにする。
今は、構造の勉強の力もつける必要があるので、計画もまだする必要があるが、ここで置いておく。
次の構造の学習は、以前した力学の復習からする必要がある。力学は、単純な計算ミスでも結論が変わってしまうので、単純な計算にもなれる必要がある。
そのことを考えるとまだまだやることがたくさんありすぎて気が遠くなるが、ぼちぼち取り掛かっていくとする。