伊藤忠商事(株)副社長の小林文彦氏が客員教授に就任~「三方よし」理念の実践経験をふまえた講義が開講(11月2日掲載)
このたび本学経済学部では、伊藤忠商事株式会社代表取締役・副社長執行役員・CAO(chief administrative officer)の小林文彦氏を客員教授として任命いたしました。
小林氏は、伊藤忠商事株式会社入社後、木材、繊維部門、人事部門などで勤務し、特に、人事部門において採用・人材育成に関する管理運営の職を歴任したのち、2015年以降は、代表権を持つ役員・CAOとして、同社の人事、総務、社会貢献関係事業を総括されています。
また、伊藤忠商事における役職のほかにも社会における活動を行ってきており、現在、日本・スリランカ経済委員会(The Japan-Sri Lanka Business Co-operation Committee)委員長、特定非営利活動法人国際連合世界食糧計画WFP協会理事も務めておられます。
さらに、同社の社是「三方よし」を人材育成面で浸透し、企業における社会貢献の実践、働き方改革推進理念としての活用等、理念を背景として企業活動の改革への取り組んでこられた同氏の知見、実践に基づく専門性は、本学における企業経営に重要な領域である人的資源管理、人材育成分野における実践に裏付けられた高度な専門的知見や、本学の教育における目標である社会との共創力、持続可能な社会に貢献しうる人材育成に極めて有益であり、加えて、経済学部創立100周年を迎えるこの機に、本学設立時に支援いただいた地域にルーツを持つ日本を代表する企業において、「三方よし」理念を実践されている同氏に助言をいただくことは、本学経済学部の次の100年の展開につながるものと判断し、客員教授の称号を付与するとともに、「現代の経営」の講義を担当していただきました。
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