
Photo by
steaminc
みんなのいえ
ものがたり、ストーリー性が重視されている。
某・開閉会式も、ストーリー性がないと言われている。
物書きとしては、仕事が増えるが、果たしてそうかと疑問がある。
何年か前に、舞台制作の子が、
「舞台は、結局は台本の面白さです。」
と言ったのを聞いて、違和感を覚えた。
映画も、観客はシナリオの面白さ、特にどんでん返しを求めている気がする。
個人的な意見だが、私は舞台の台本、戯曲を書くが
戯曲だけで完成できるものではないと思っている。
台本、戯曲は、設計図だと考える。
設計図だけでは、当然家は建たない。
デザイナーや職人や、住む人の意見、法令遵守があって
初めて家が建つ。
設計図はもちろん大切だが、
デザイナーの演出や職人の技巧
一番重要なのは、住人の住みやすさとルール
これらが一体となって、良い家が建つ。
デザイナー(演出)、職人(演者)独りよがりは駄目だし、
住人(観客)に媚び過ぎてもいけない。
家を建てる(イベント)って難しい。
いいなと思ったら応援しよう!
