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自己紹介 〜本で人生変わった〜
はじめに
はじめまして。このnoteをご覧いただきありがとうございます。じつは僕、昔は年に1冊の小説さえ読み切れないほど「本を読むのが苦手」なタイプでした。読書というと「眠くなる」「時間がかかるわりに得るものが少ない」と感じていて、学生時代にも本の魅力をまったく理解していなかったんです。
ところが、あるきっかけで読書を習慣化してからは、マインドセットがガラッと変わり、仕事や対人関係、さらには時間管理まで良い方向に進むようになりました。本ってまるで知識や経験を“ショートカット”できるツールだったんですね。
この記事では、僕がどのように「本を読むようになったか」、そして「本を習慣化したことで得られた変化」についてまとめています。もし「本を読むのが苦手」と感じている方や、「習慣化したいけど続かない」という方がいれば、何かしらのヒントになるかもしれません。どうぞ最後までお付き合いください。
1. 本との出会い:苦手から始まった読書生活
1-1. 読書嫌いだった学生時代
小説やビジネス書など、文字がぎっしり詰まった本を読むだけで「面倒くさい」「眠くなる」と思っていました。学校の読書感想文はいつもギリギリになって適当に書いていたほど。僕にとって読書は「娯楽」ではなく「課題」という感覚だったのです。
当時の口癖
「本って読むのに時間がかかるし、他の娯楽(ゲームやSNS)のほうが楽しい」
「読んでも頭に入ってこない」
そんな状態では、まともに本を読み切る体力も気力もなかったのでしょう。
1-2. ある一冊の本との出会い
転機は大学1年の冬。友人におすすめされたビジネス書をなんとなく読んでみたら、思いのほか内容が面白かったんです。しかも、その本を読み終えたあとに、自分の考え方や行動パターンが少し変わったと感じました。
どんな本か
「行動を変えれば人生が変わる」といった系統の自己啓発書だったのですが、具体的なエピソードや数字がたくさん載っていて、説得力を感じられた。
読み終わって得た実感
「本って意外と役に立つじゃん」
「この一冊で、ずっと抱えていた悩みが少しラクになった気がする」
ここから僕の読書ライフは大きく動き出すことになりました。
2. 本を習慣化するための方法
2-1. 短い時間から始める
いきなり「1日1冊」「週に3冊」などの無理な目標を立てると、ほとんどの人は挫折します。僕の場合は**「1日に10分だけ読む」**と決めました。具体的には寝る前の10分を確保し、ベッドの横に本を置いておく。これだけで読書のハードルがぐっと下がります。
ポイント
時間を決める(朝の通勤時間や昼休憩、就寝前など)。
スマホを別の場所に置き、読書だけに集中できる環境を作る。
2-2. 気になる箇所だけ拾い読みする
全部読まなきゃ、というプレッシャーを捨てるのも重要です。最初から最後まで丁寧に読もうとすると、時間もかかり読む気も失せがち。僕は気になる章や見出しだけをピックアップして読む方法に変えました。
メリット
読む負担が減るため、最後まで読み切れなくても満足感が得られる。
とりあえず要点を押さえて、「もっと知りたい」と思ったら後から深掘りすればOK。
2-3. 読んだ本のメモやアウトプットをする
読むだけだと記憶に残らないし、「読んでも意味がない」と感じてしまうことがあります。そこで、簡単なメモや感想を残す習慣を始めました。
具体例
ノートやSNSに一言感想を書く:「この本のここが面白かった」「この部分は明日から実践してみよう」など。
ブログやSNSで要約:人に教えるつもりでまとめると理解が深まるし、フォロワーとのコミュニケーションにもなる。
3. 本を習慣化したら何が変わった?
3-1. マインドの変化:ポジティブ思考と自己肯定感アップ
複数の自己啓発本や心理学系の本を読むうちに、ネガティブだった考え方が段々と変わっていきました。
否定的に考えなくなった
「失敗しても学びになる」「うまくいかないのはまだやり方を試せていないだけ」というように捉え方がポジティブに。
自分を責めず、改善策に焦点を当てられるようになり、自己肯定感が高まったと感じます。
3-2. 仕事へのモチベーション&効率アップ
ビジネス書から得た時間管理術
ToDoリストや優先順位の付け方などを実践して、残業がかなり減った。
AIやツールを使った効率化のアイデアも、本を通じて知ることが多かったです。
コミュニケーションスキルの向上
心理学やマーケティングの本から、「相手の立場を知る」「伝え方を工夫する」スキルを学び、上司や同僚とのやり取りがスムーズに。結果的にチーム内で評価が上がったのを実感。
3-3. 対人関係がスムーズに
読書を通じて得た知識や考え方で、人との付き合い方が自然と変わりました。
共通の話題が増えた
読んだ本の内容を雑談や飲み会で軽くシェアすると、意外と盛り上がり、初対面の人とも打ち解けやすくなりました。自己開示が柔らかくなる
小説やエッセイから得た表現力のおかげか、自分の感情や意見を落ち着いて伝えられるように。結果的に対人ストレスも低減。
4. まとめ:本が苦手な人におすすめの始め方
時間を区切る:1日10分、寝る前に数ページでOK。
拾い読みの推奨:全部読まなくてもいい。興味が湧く章から始める。
アウトプット習慣:メモやSNSで感想を書いて定着度を上げる。
無理しない:趣味感覚で続け、苦痛になったら無理に読まずに放置するのも手。
私自身も、もともと本が苦手でしたが、これらの方法を実践してからは読書が“生活の一部”になりました。そして、マインドセット、仕事効率、コミュニケーションの質などが劇的に変化したのは、紛れもない事実です。
最後に、もし「自分も読みたいけれど、やっぱり続くか不安…」という方がいれば、まずは「本を選ぶ」楽しさから始めてみてください。書店で背表紙を眺めたり、SNSでおすすめ本を探したりするだけでも、ワクワクできるはず。その小さな第一歩が、きっとあなたの人生をゆるやかに変えていく大きなきっかけになるでしょう。