クールなサービス作りたいよね
おはようございます!
三井滉平です。
うどんの茹で時間(12分)でブログを書き上げようという無謀な挑戦に挑んでいます。
さて。
今日は「クールなサービスを作りたいよね」というタイトルで、個人的な価値観とこれからのサービスの勝ち筋(社会一般の話)を掛け合わせた話です。
自分がどんなサービスを使いたいか
僕個人の価値観の問題や、webサービスを作っているという前提は踏まえつつも、僕が最近使いたいと思うサービスはどんなサービスなのかを改めて振り返ってみました。
例えば少し前に「日程調整ツール」を検討していた時、7,8個くらいはアカウント登録して眺めてみたんですが、正直どれも同じような機能でした。ただ、その中で僕が選んだのは”Calendaly”です。理由は一番カッコ良かったからです。
もう一個具体例を。
本当に今日の出来事ですが、オンラインオフィス系のサービスを使ってみたいなと思って、色々と物色してたんですね。海外製も日本製も結構出ていて、とりあえず比較検討してみようと思って、色々と使ってみてます。
で、細かい機能に差はあれど、基本的な機能はどれも同じなんですね。そうなると僕は何で意思決定するかというと、かっこいいかどうか、なんです。LPがおしゃれで、サービス全体のUIUXも洗練されているサービスを使おうって思います。
Apple製品を使いたいと思う理由と全く同じで、現代において、大体の人は製品を性能ではなく、感情的な理由で選んでる気もします。少なくとも、僕の購買行動はその割合が大きいです。
くれぐれも個人の価値観であることを踏まえつつも、webサービスを作る人間として、この気持ちはもう少し深掘りたいなと思いました。
webサービスもコモディティ化した
近年、世界が「コモディティ化」していると言われています。特に日本ではどこの飲食店に行っても、どこのアパレルショップに行っても、クオリティーの差はそこまでありません。食べれない、着れないくらいのひどいものが出てくることはありません。
そんな中コモディティ化(標準化)した世界では、ブランディングなど付加価値が必要になってきます。この波は今まで、店舗系を指して言われることが多かったんですけど、この波はwebサービスにも来てるなーと感じています。
それが上で書いた内容に紐づきます。
イケそうなサービス(課題が明確なサービス)は次々といろんなところが真似して、マイナーチェンジのようなサービスが乱立する状況になります。インターネットによって、商品開発が劇的に楽になったので、コピーが生まれる速度も速いです。
僕が感じた日程調整系のサービスも、オンラインオフィスのサービスもマジでいろんなところが次々と参入してサービスが乱立していました。そして、コンセプトや細かい機能の差はあれど、基本的な機能に差はありません。
例え、今はまだ注目されていない領域で自分達しかそのサービスを作ってないとしても、流行り出してきたら巨大な会社がそこを丸パクリで参入してきます。いずれサービスが乱立する状況になることは避けられないんです。つまり、コモディティ化が進みます。
そうなるとやっぱり、webサービスとはいえ、ここ最近では機能開発だけでなく、UIUXの洗練、文化の醸成など、かっこいいから使う!みたいな感情的な理由をちゃんと作れるようにしないと成り立っていかないんかもなーと思いました。
クールなサービス作りたい
Airbnb創業者もデザイナーだったり、この数年でデザイナーの価値が上がってきている気がしますが、その裏にはこんな背景も一つあるんだと思いますね。クールじゃないと使ってもらう土俵にも立つことができない。
僕がデザインできるわけではないからいい加減なことは言えないけど、かっこいいと思ってもらえるようなサービスにしていきたいと思う。
この辺の舵取りのバランスは本当に難しくて、特に初期では機能の検証も大いに大事だから細かい調整は置いといて、そっちに走ってしまう。ただ、細かい調整によってサービスが選んでもらう理由になったりするので、ここも注力せねばって感じ。
まあ後、論理的な事を置いておいても、感情的な理由も大きい。クールなサービスにしたい理由ね。
Apple製品を初めてみた時の衝撃は凄くて、箱を開けた時のドキドキと、Appleストアの店員さんがパチパチ拍手してくれた時の光景は今でも頭の中に焼き付いている。そこから8年くらい経ったけど、いまだにMacかっけえなと思いながら使ってるし、スタバでMac広げた日には自己肯定感で爆発する。
なんか、せっかく自分達が起業家としてサービスを作るなら、そんなユーザーにそんな風に思ってもらえるサービスにしたいよねと思う。僕はジョブズを知って起業家を目指したので、そんな人間になりたいと思ってたりします。
ふう、今日も頑張りましょう!
***
今日はそんな感じです。
おわり。
※このnoteは、社内報を編集した記事となっています。
「knower運営会社の社内報」
No:#100
Title:クールなサービス作りたいよね
Date:2021.03.26
Written by:KoheiMitsui
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