仕組みで行動が変わり、社会が変わる
おはようございます!
三井滉平です。
今日もちょっと更新が遅くなりましたとさ。体調には気をつけていきたい。
さて。
今日は【仕組みで行動が変わり、社会が変わる】ということについて、書いていこうと思います。
改めてですが、最近サービス構想を考え直した時に大事だと思ったことです。結構衝撃を受けた「アフターデジタル」から思ったことです。
近年、中国人のモラルが上がっているらしい
ここ数年で、中国人のモラルが劇的に上がっているらしいです。その背景にあるのは、アリババが運営する「芝麻信用(ジーマクレジット)」です。これは、アリババが運営する、アリペイの機能の1つです。
「ジーマ・クレジット」と呼ばれるこのスコアは基本的に「支払い能力」を可視化したもので、評価軸は「個人特性」「支払い能力」「返済履歴」「人脈」「素行」で、スコア幅は350点〜950点です。スコア精度は高く、ユーザーから信頼されています。(引用:アフターデジタル)
ざっくり言うと、ジーマクレジットはあらゆること(善行)をすると溜まっていき、悪いことをすると下がっていきます。そして、ジーマクレジットがたまるとあらゆる特典が受けられるようになるので、みんなジーマクレジットを貯めるように行動する(=善行をする)って感じです。
結果、中国全体のモラルの向上に繋がってるらしいですね。
仕組みで人々の行動が変わる
このように、仕組みで、人々の生活は大きく変わります。ただの仕組みではなく、そこに利便性と、合理性がある、そんな仕組みです。
で、この変化が続くと、社会全体の変化になります。ある企業の、一事業が、社会全体を変えていきます。
そして、もっと言えば、インターネットの発展によって、「行動データ」が取得できるようになったので、より色濃く、人々の行動が変わっていくと思っています。
例えば、食べログなどのレビューサイトでは、お客さんのレビューによって、集客状況がかなり変わってくるので、お店としても、美味しい料理を作ったり、店内を清潔にすることに努めます。
これは、
お客さんがレビューを書く
→店側がそれを元に改善
→お客さんがいいレビューを書き始める
→お店への集客が加速
→お店もさらに改善
→→社会全体にいい店が増える
といったサイクルが、回っていて、仕組みで行動が変わってる一例だと思います。
ですが、このサイクルには、大きな問題点があります。
一番最初のアクションである、「お客さんがレビューを書く」が、完全に主観で、不正し放題であることです。レビューサイトにはつきもので、食べログも何度か不正が見つかっています。
Amazonや楽天、メルカリなども、同じ問題が発生します。
「行動データ」の取得でどう変わるか
これが、「行動データ」の取得で、人間の意図的な細工を拒み、より精度の高い評価ができるようになります。
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