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【映画】映画トリリオンゲーム!

こんにちは!あとおじ(アート王子)です。
今日は映画『トリリオンゲーム』についてお話しします!
2/17(月)に劇場に観に行きました!

TOHOシネマズ梅田で観ました

トリリオンゲームとは?

まず原作について軽く説明します。ご存知の方は飛ばして頂いて大丈夫です。

映画『劇場版 トリリオンゲーム』

世界一のわがまま男の天王寺陽(てんのうじはる・ハル)と、まじめで小心な平学(たいらまなぶ・ガク)。正反対な性格の二人が、ゼロから起業し、この世のすべてを手にできるほどの金額、1兆ドル(トリリオンダラー)の獲得を目指す姿を描いた、破天荒な起業ストーリー。

「コミュ力お化け」のハル「天才プログラマー」ガクがタッグを組んで起業し、この世の全てを手に入れられる額"トリリオン"を目指す漫画。原作者は稲垣 理一郎先生、作画は池上 遼一先生が担当し、小学館「ビッグコミックスペリオール」で連載中です。

漫画原作の「トリリオンゲーム」が、TBSにてドラマ化され、ハルは目黒蓮さん、ガクは佐野勇斗さんが演じています。
映画「劇場版 トリリオンゲーム」は2025年2月14日公開開始、118分。


※ここからはネタバレありの感想です。

ドラマ版トリリオンゲームとして楽しめる

映画のあらすじ

冒頭、ハルと"師匠"のウルフ・リーが粗雑なテーブルの上で観客に囲まれてポーカーをしています。ここでハルは勝負から降りた事がストーリーの軸になっています。
場所は2025年に移り、ガクがトリリオンゲーム社長の凛々に"何か"伝えなければ…というところで、スポーツカーが登場します。運転しているのはハル。ガクは強引に連れ去られ(ドラマの最後でもこんなんじゃなかった?)、ハルと一緒にプライベートジェットでイタリアのカジノ会場に飛びます。
ガクが電子入場券をハッキングして、カジノ会場に潜入。ポーカーでは、ハルお得意のハッタリと観察眼で勝ちまくっていましたが、ディラーがシシドカフカさん演じるラモーナに替わったとたん、ハッタリを見破られ、ハルとガクは追われてしまいます。
捕まってしまいますが、ハルの計算通り?カジノのオーナー、ウルフ・リーの前に立つことに成功します。そこでハルは「日本初のカジノ 建設」を提案します。
候補地は岡山県の小さな島、桃木島。(桃太郎ぽいですねー)
ライバルの宇喜田グループや島民のカジノ反対を解決して、1年後にカジノがオープンします。(1年で完成するカジノって何!?)
しかし、カジノで強盗事件が起き、ハルは撃たれてしまいます。
ハルを失ったトリリオンゲーム社は株価急落。営業停止に追い込まれたウルフ・リーは、ガクに「営業権を全て渡せ」と迫ります。
しかし、全て裏で糸を引いていたのはウルフ・リー。
それに気づいていたハルは復帰後に、ウルフ・リーにカジノ勝負を挑みます。(最初のシーンの伏線回収です)
また、金塊をカジノ内に溜め込んでいたウルフ・リーの動きを察知して、ハルと宇喜田グループの宇喜田隼人は手を組んで、その証拠を残すことに成功しました。
交渉の末、ウルフ・リーにカジノから手を引くことを認めさせました。(新たに出資したのはまさかのドラゴンバンクグループ!)
凛々とのデートでプロポーズしたガク。(原作でも匂わせはあるが、まだそのシーンは無い!)
その場に登場したのはまたしてもハル!ガクはハルに「見せたいものがある」と言われて連れ去られて、孤島が見えるロケーションに。
見える島を買収したというハル。どうやら今度は宇宙事業に乗り出すそうです。
『オレたちのワガママは宇宙一!』とワガママも宇宙進出するようです。

原作からは離れたストーリー

TBSドラマの後半から、原作からは離れた脚本になっていったので、"ドラマファン"として(原作ファンとは別軸で)後半から最終回までドラマを見ていました。
今回の映画も完全オリジナルストーリーって感じで、ハルの師匠のカジノ王、「ウルフ・リー」に勝負を挑むストーリーになっていました。

原作ファンとしてはハルがハルらしくない

※ここからディープなオタク話になります⚠️
ドラマ版としては楽しめたのですが、正直な感想としては「ハルらしくなかった!」
もちろん、漫画とドラマの違いもあるし、映画という限られた時間の中で猛スピードで話を進めなければいけない制限もあるのは分かっています。
原作や作画の両先生(稲垣先生、池上先生)もX(Twitter)で投稿されていたように「ドラマ・映画トリリオンゲームは全年齢楽しめる」というところが、漫画原作(そしてアニメ)と違うところで、良さでもあります。
しかし、漫画版の天王寺ハルではちょっと違和感があるような(そう僕が勝手に感じているだけ)シーンがありました。
断っておきますが、「目黒蓮のハル」としては魅力的なキャラになっていました!

ハルは邪魔をしない

僕の中の原作のハルは「人の見せ場を邪魔しない」人間だと(勝手に)思っています。ハルの最大最強の魅力は「人たらし」ですから!
ドラマ版の定番ネタのような「ガクを連れ去る」シーンが映画にも出てきましたが、凛々といい感じのガクを阻んでまで連れ去るような事はしないと思います!(原作でやってたらスミマセン!)
むしろガクに下駄を履かすように持ち上げて、お得意の「オレは知りませーん」の"横目素知らぬ顔"をするような気がします。笑

ハルは目の前で悔しい顔をしない

"目黒蓮のハル"は演技の見せ場として、熱を帯びた悔しい顔をしていましたが、原作のハルは絶対に涼しい顔でハッタリをかますと思います。
ヨリヌキAIをドラゴンバンクにマネされ、ミツゾノフラワーの屋上でリベンジを誓う時でさえ、悔しい顔を見せていません。読者の前では常にメンタル最強顔がハルなのです!

↑大事な時計を賭けてガクを信じて勝負を挑むときもポーカーフェイス。

とまぁ、僕の中のハル像が強すぎるのですが、映画もドラマも面白い(ドラマに関してはNetflixで何回も見た)し、どの媒体でもすごく「自分も頑張ろう!」と思えるので、どれを体験していただいても大丈夫だと思います!

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