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【映画】新キャプテンアメリカが踏み出す"ブレイブニューワールド"

こんにちは!あとおじ(アート王子)です!
今日はマーベルシネマティックユニバース(MCU:MARVELの映画シリーズ)の最新作、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の感想をお伝えします!

TOHOシネマズ梅田で見ました!

ネタバレ無し感想

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド 118分
2/14の初日に観てきました!
「新たなキャプテンアメリカ誕生」にふさわしい映画でしたが、解明されていない謎(もしくは見落としている)が多くて、一回見てもよく分からん!配信されたらもう一回見よう!という映画でした。

良かったところ

ディズニー+で配信されているドラマ『ファルコン&ウインターソルジャー』で"キャプテンアメリカ"の冠をスティーブロジャースから引き継いだサムウィルソン。ドラマでは「キャプテンアメリカ」を引き継ぐ「葛藤と決意」が描かれましたが、今回の映画で【映画内容は避けます。詳細は下記のネタバレ枠で】キャプテンアメリカとして世界から認められて、新たな脅威に向けて、備える(アベンジャーズの再建?)ようなストーリーでした。新たなアベンジャーズが強大な敵に向かう始まりのようでワクワクしました!アベンジャーズの始まりの時の「アイアンマン」ぐらいのワクワクです。

今回は「超人血清を打っていないキャプテンアメリカ」が強調されていて、「超人血清の象徴」のような"ハルク"と闘うところが見どころで、共感ポイントでした。

TOHOシネマズプレミアムシート

今回、TOHOシネマズのプレミアムシートに挑戦してみました!
感想を書いたのですが長くなってしまったので、別の記事にしました。
↓こちらをご参照ください。


※ここからネタバレ感想

気になる"オープニング"がなかった

MCU…Marvel Cinematic Universe といえば歴代のヒーロー達が「MARVELのロゴ」と共に登場するオープニングが定番ですが、今回から新たなフェーズが始まると思って期待していたのですが、オープニングが簡単なロゴが出ただけで、ほぼありませんでした。
(MCU一つ前の『デッドプール&ウルヴァリン』を見返しましたが、まだ前のやつでした)

一見さんお断り?

今回の映画(に限らず最近のMCU)は、「ディズニー+」のドラマを見ていないと、理解できないのでは?と思ってしまうのですが、まだ見てる方の僕でも(とはいえ時系列順で『ムーンナイト』までしか見れてませんが)、分からない事が多かった!
一つ前のMCUの『デッドプール&ウルヴァリン』もドラマ『ロキ』の世界観なので、「ロキ」を見ておいた方がいいのですが、まだ見てなくても理解できる内容でした。
がしかし、今回の『キャプテンアメリカ:BNW』『ファルコン&ウィンターソルジャー』を見てない人からすると『アベンジャーズ エンドゲーム』のラストでスティーブロジャースから盾を引き継いだサムウィルソンでしかないので、サムの葛藤や心細さが理解できない本編になってて、混乱しそう!
キャプテンアメリカの負の側面のイザイアサムの翼がヴィヴラニウム製という説明が一切なく進む!

等身大のキャプテンアメリカ

とはいえ、サムウィルソンのキャプテンアメリカ
良かったですねー!
ドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」で描かれた葛藤を経て、キャプテンアメリカとして堂々とスクリーンに登場したわけですが、相棒のホアキンが致命傷を負った時、「超人血清を打っておけば良かったかも…」と前のキャプテンアメリカ、スティーブロジャースに引け目を感じで悩みますが、ソコに登場したのがバッキー!(ウィンターソルジャー)。
今回の映画は「超人血清を打っていない普通の人間がキャプテンアメリカを継ぐ」というのが一つのテーマで、"超人血清を打ったバッキー"が、(超人血清を打った)「スティーブでも救えなかった命がある」と励ますシーンが良かった。
また、「超人血清の象徴であるハルク」と闘うラストシーンで、武器を持たずに、キャプテンアメリカの"優しさ"で解決したサム。キャプテンアメリカの武器である優しさも強調されていました。(今のサムならムジョルニアも持てるんじゃないの?)
サム自身の日本語をはじめとする外国語をサラッと話せる努力も垣間見えました。
しかし、リムジンで浮かれるサムも、スティーブと違ってそれはそれで良かったです。
トニースタークが居ない今、スティーブでは無かった「軽口」もいいですね。

まさかのあの人が登場

という事で、今回のスペシャルゲストはバッキーでした!
映画『サンダーボルツ』に出る事が分かっているので、この登場には驚きましたが
・何故サムと行動を共にしていないのか?
・「やる事がある」的なセリフで、今回はキャプテンアメリカと共闘しなかった
(おそらくサンダーボルツで描かれる)
のが謎です。

また、ちょくちょく"キャプテンアメリカブランド"の対比として、アントマンいじりをしていたので、伏線で登場するのかと思っていましたが、登場しませんでした。
元々、『アントマン クアントマニア』のヴィラン、カーンがサノスに代わるヴィランのボスになる予定だったので、最初はその脚本だった可能性はありますが、修正されていないということは、ボスが変わっても(ロバートダウニーJr.演じるドゥーム)今後もアントマンは活躍するという事でしょうか?

次のアベンジャーズ

ロス大統領の「アベンジャーズ再建案」に最初は後ろ向きだったサムですが、ラストでアベンジャーズ再建に向けて進み始めました。新アベンジャーズメンバーは誰なのか予想してみましょう!

エターナルズ

まずエターナルズメンバーは避けて通れないでしょう。今回の各国衝突の発端となったインド洋に出現したティアマトとその鉱物アダマンチウムが話のベースだからです。またラストシーンで「今までにない者達」的な発言を今回のヴィラン、サミュエルスターンズがその超計算能力で予言していました。
なるべく人に接触しないようにしてきたエターナルズが参戦せざるを得ない状況になるのではないでしょうか?

【新アベンジャーズほぼ決定90%】
アントマンファミリー、ドクターストレンジ、ホアキン(キャプテンアメリカの相棒)、「エターナルズ」メンバー
【恐らく参戦50%】
アメリカチャベス、デッドプール、ウルヴァリン、ファンタスティック4、「マーベルズ」メンバー、ブラックパンサー、ケイト(2代目ホークアイ)、シャンチー
【たぶん参戦30%】
スパイダーマン、映画「サンダーボルツ」メンバー、スカーレットウィッチ、アイアンハート

ソコヴィア協定

ウィルが今回気にしているのは、ロスが長官時代に出したソコヴィア協定です。しかし、ロス自体が超人パワーを使ってしまったので、説得力が無くなって、ソコヴィア協定を推進できる立場に無くなりました。これは『キャプテンアメリカ シビルウォー』の時にスティーブやウィルが抗ったソコヴィア協定の解決と見ていいのでしょうか?

緑ハルク(バナー)は?

僕がまだドラマ『シーハルク』を見れていないのですが、調べたところバナー(緑ハルク)の後継者候補がいるみたいですね、アベンジャーズメンバーに加わるかもしれません。

ロス大統領(レッドハルク)はもう出ない?

ロス大統領はラフト刑務所に収監されました。
今回の『キャプテンアメリカBNW』の公開直前に、ロス大統領を演じたハリソンフォードの引退宣言が発表されたので、今後レッドハルクの登場は少なそうです。(ロスの俳優を何回も変えるとは思いにくい)

また何故赤色なのか、バナーと見た目が似ているのかの説明は無かったのですが、超人パワーを手に入れた経緯が原因が近いからなのでしょうか?



長くなってきましたが、ここからは僕の考察です。知識不足の可能性が高いので、知ってたらコメントなどで教えてください!

ディズニー+は必須科目

バッキーとは何故別行動?

『キャプテンアメリカ:BNW』でバッキーが登場しましたが、サムと共闘しなかった事が違和感です。
羽をもぎ取られ、盾も失った丸腰のサムと対峙したレッドハルク。超人パワーを持たないサムは、レッドハルクに一発殴られたら死ぬかもしれないピンチだったのにも関わらず、バッキーは参戦しなかった。じゃあ、何故登場させたのか?謎です。
確かに『ファルコン&ウィンターソルジャー』で共に頑張ろう的に一時的に別れたと記憶してますが、何故キャプテンアメリカの右腕がバッキー(ウィンターソルジャー)じゃなくて、ホアキンなのかが分かりません。
サムと一緒に居れない理由を『サンダーボルツ』で明かされる事を期待します!
(ロスのミドルネームがサンダーボルトなのも意味あり?)

ワカンダとの関係は?

『ファルコン&ウィンターソルジャー』ではワカンダとの関わりが多かったにも関わらず、『キャプテンアメリカ:BNW』では会話に出てくる程度でした。もしかしたら、アメリカ政府閣僚の中にワカンダ人がいる可能性もありますが、明らかにされたワカンダ人は出てきませんでした。
『ファルコン&ウィンターソルジャー』では、ワカンダから贈り物(恐らくスーツや翼)を貰っていましたが、どのようなバックアップを受けているのか分かりませんでした。S.H.I.E.L.D.(シールド)ぽいバックアップも出なかったので、ワカンダがバックアップしてると思うのですが…。

キャプテンアメリカのバックアップ

バックアップでいうと、元ブラックウィドウのルースがロス大統領の秘書で、最終的にキャプテンアメリカの仲間として闘いました。ナターシャの後継的なキャラになりそうです。
また、ナターシャの妹はエレーナはドラマ『ホークアイ』に出て、その後の行方が分かりませんが、映画『サンダーボルツ』に出るので、その辺りも楽しみです!

ヴィヴラニウム<アダマンチウム?

アダマンチウムという、ヴィヴラニウムより強そうな素材が登場しています。(ウルヴァリンの骨格もそれらしい。オープニングでデッドプールがヌンチャクにしてた"アレ"?は使えそうになかったから別の世界線にウルヴァリンを探しに行ったのか?)
ヴィヴラニウムは衝撃を吸収して、力に変換する特性がありましたが、アダマンチウムはシンプルに丈夫なのでしょうか?他に特性があるのでしょうか?
また、何故日本がそれを追い求めているのか?(※調べてみると、現状日本だけが加工できるから?)
今回、キャプテンアメリカの見せ場でもあったのが日米衝突の回避でしたが、なぜ「ワカンダ」のように架空の国ではなく「日本」なのか、そこが気になります。
闇堕ちしたクリントが日本ぽいキャラ「ローニン」に一時なりましたが、そのような日本出身のヒーローを出すのでしょうか?(ローニンはスーツを燃やしたのでもう出ないと思う)

東京ディズニーランドはMARVEL路線に行くのか

MCUから話は逸れますが、今回驚いたのが、本編公開前の予告で「東京ディズニーランド」のCMが出た事です。

「Reach for the Stars」のイメージ

ディズニー+のドラマ「デアデビル」、今後公開予定の映画「ファンタスティック4」「サンダーボルツ」の予告はMARVELファン向けであるのは分かるのですが、まさかの「東京ディズニーランド」のCM!
内容はキャッスルショーの「Reach for the Stars」の宣伝だったのですが、「東京ディズニーランド」は世界のディズニーパークで唯一、ウォルトディズニーカンパニー直営ではなく、株式会社オリエンタルランド運営のフランチャイズ契約(ライセンス契約)です。
そのため他のディズニーパークと比べてMARVELへの投資が少ないように個人的に思ってきました。MARVEL関連の恒久的なアトラクションは東京ディズニーリゾートにはありません。
「Reach for the Stars」にはアイアンマンが登場するので、その宣伝だと思うのですが、MARVEL映画にわざわざ宣伝を流すというのは、もしかして「ようやくオリエンタルランドもMARVEL路線に舵を切るのか?」と勘繰ってしまいました。

グルートはノータッチなので早合点は要注意?

しかし、違和感があります。
それはもっとMARVELが関係している直接的なアトラクション「イッツ・ア・スモールワールドwithグルート」が開催中なのに、全く触れなかったからです。

「Reach for the Stars」2024年9月20日から終了未定。
「イッツ・ア・スモールワールドwithグルート」2025年1月15日から6月30日まで。

開催期間がグルートの方が決まっているからなのか、分かりませんがグルートをスルーしたのが謎です。
東京ディズニーランドのトゥモローランドが改装中なので、MARVEL関連のアトラクションが来るかも?と期待してしまいますが、映画にCMを流すのとグルートスルーは、オリエンタルランドの狙いが見えてこないですね…。

図録を出品しています

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