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2024年良かった美術展in関西(振り返り)

こんにちは!「あとおじ」こと「アート王子KOHEI」です。
早速ですが、今日は私が2024年に行った美術展の振り返りと感想をお伝えします!
Instagramの投稿に加え、noteではランキングと振り返りもあるよ!
↓去年の記事はこちら

2024年に行った美術展

早速ですが2024年に行った美術展、企画展(美術館・博物館、イベント)はこちら

※細かいものは省く。基本有料のもの。
・決定版!女性画家たちの大阪、大阪中之島美術館
・シュルレアリスムと日本、京都文化博物館
・円空-旅して、彫って、祈って-、あべのハルカス美術館
・特別展 古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン 、国立国際美術館
・モネ 連作の情景、大阪中之島美術館
・没後50年 福田平八郎、大阪中之島美術館
・キュビスム展 美の革命、京都市京セラ美術館
・村上隆 もののけ 京都、京都市京セラ美術館
・特別展 Colorful JAPAN―幕末・明治手彩色写真への旅、神戸市立博物館
・空海-密教のルーツとマンダラ世界、奈良国立博物館
・ブルーピリオド展、南港ATCギャラリー
・キースヘリング展、兵庫県立美術館
・特別展 雪舟伝説 画聖(カリスマ)の誕生、京都国立博物館
・松尾大社展、京都文化博物館
・東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線、ひらかたパーク
・没後30年 木下佳通代、大阪中之島美術館
・醍醐寺国宝展、大阪中之島美術館
・テルマエ展、神戸市立博物館
・Immersive Museum OSAKA 2024、堂島リバーフォーラム
・広重-摺の極-、あべのハルカス美術館
・特別展 ネコ、大阪市立自然史博物館
・ギョギョッとサカナスター展、南港ATCギャラリー
・美しい春画、細見美術館
・TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション、大阪中之島美術館
・デ・キリコ展、神戸市立博物館
・塩田千春 つながる私(アイ)、大阪中之島美術館
・特別展 法然と極楽浄土、京都国立博物館
・石崎光瑤、京都文化博物館
・レクイエム 猫と肖像と一人の画家、横尾忠則現代美術館
・石村嘉成展 ~いのちの色たち~、兵庫県立美術館
・印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵、あべのハルカス美術館
・大シルクロード展、京都文化博物館

2024年1月2日(女性画家)から11月23日まで(シルクロード)

2024年良かった美術展・企画展Best3(関西地区)

ここからは(字数制限の無い)note限定、ランキング&振り返り!
独断と偏見と、3つしか選べない無理難題を自分に課したベスト3!行ってみよー!

第3位

第3位
決定版!女性画家たちの大阪
@大阪中之島美術館

第3位は「決定版!女性画家たちの大阪」です!
大阪中之島美術館で2023年12月23日から2024年2月25日まで開催されました。
選んだ理由は、「素晴らしい作品が多かった」からです。
昨年(2023年)、大阪中之島美術館で開催された「大阪の日本画」展(2023.1.21-4.2)でも登場した島生園(しませいえん)などの大阪で活躍した女性画家のみを集めた美術展でした。
(大阪の日本画展でも「女性画家たちの大阪展」の開催の予告がされていました!)
お金さえあれば女性でも絵を学ぶことが出来た、当時の大阪の風土によって、たくさんの女性画家が生まれました。

推しの島生園の「無題」を見ることが出来てよかったです!
この「無題」を始め、島生園の作品の多くを大阪市立美術館が所蔵しているのですが、2025年3月1日にリニューアルオープンするので、これからたくさん見れるのが楽しみです。

第2位

第2位
美しい春画
-北斎・歌麿、交歓の競艶-
@細見美術館

第2位は「美しい春画」展です!
京都、岡崎にある細見美術館。
京都市京セラ美術館や京都国立近代美術館に近いにも関わらず、行ったことが無かったのですが、「春画展」をやるとの事で初めて見に行きました!

性交シーンや生殖器の妖怪などが描かれていて、全部春画だったのが面白かったです。
副題の「交歓の競艶」ってのが良いですね。
なかなか攻めた企画だったので、期待値高く観に行ったのですが、満足度も高かったので2位に選びました。
生々しいところも書いていますので↓詳しくはこちらを読んでみてください。

第1位

第1位
特別展 古代メキシコ
マヤ、アステカ、テオティワカン
@国立国際美術館

第1位は「古代メキシコ」展です!
大阪中之島美術館の隣にある、国立国際美術館で2024年2月6日から5月6日まで開催されました。
第1位に選んだ理由、それは楽しすぎたから!
ロマン溢れる古代メキシコの掘り出し物が大量に展示されていて、しかもその全てが撮影可能という太っ腹な展示。
展示されている数もサイズも大きかったのですが、楽しすぎて2時間半滞在していました!

そもそも、僕はこの展示をずっと待っていたんです!
なぜなら東京国立博物館から始まり(2023年6月16日-9月3日)、途中なぜか九州国立博物館に行き(2023年10月3日-12月10日)、やっと大阪に来たので。焦らしすぎです!

そもそも、場所も時代も違う「マヤ・アステカ・テオティワカン」。それぞれのテーマごとに分けられた展示は、世界観も違っていて没入出来ました。規模感と内容が非常に納得のいく内容で、とても充実していました。

2024年まとめ

3位から1位まで紹介してきましたが、そのほかにも面白かった展示が沢山ありましたので、ホントは全部長文で語りたいのですが、我慢していいとこ取りしてお伝えします。

「シュール」!

「シュールレアリスム」という「シュール」の語源となった芸術分野があります。
「なんで、そこにそんなものが、そんなサイズで?」みたいな、まさにシュールと表現できる絵です。そんなテーマの展覧会に数多く出会えました。
シュルレアリスムと日本@京都文化博物館
キュビスム展 美の革命@京都市京セラ美術館
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション、大阪中之島美術館
デ・キリコ展@神戸市立博物館
などでシュールな絵に沢山会えました!

TRIO展

有名な作品に沢山会えた!

ほかにも有名な作品にたくさん会えた1年でした。
没後50年 福田平八郎@大阪中之島美術館
キースヘリング展、兵庫県立美術館
村上隆 もののけ 京都@京都市京セラ美術館
広重-摺の極-@あべのハルカス美術館
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション@大阪中之島美術館
デ・キリコ展、神戸市立博物館

個人的にはTRIO展が1番テンション上がった


仏教系も熱かった!

仏教、神仏系もとてもいい開催ばかりでした。
曼荼羅が共通して見れて、繋がりを感じました!
円空-旅して、彫って、祈って-@あべのハルカス美術館
空海-密教のルーツとマンダラ世界@奈良国立博物館
特別展 雪舟伝説 画聖(カリスマ)の誕生@京都国立博物館
松尾大社展@京都文化博物館
醍醐寺国宝展@大阪中之島美術館
特別展 法然と極楽浄土@京都国立博物館
大シルクロード展@京都文化博物館

年度末には結果!モネ展はどうだったのか?

↑昨年、大阪中之島美術館が出した報告書をもとに色々集計してみて、「岡本太郎」展が1番人気だったのですが、今回は「モネ 連作の情景」がどれくらいの数値を叩き出すのかが、かなり気になります!

万博イヤーの関西は展示が熱い!

2025年の万博イヤーの関西は展示がめちゃくちゃ熱いです!また近々まとめますが、ものすごい豪華なラインナップが予定されています。
4/19-6/15 「超 国宝 ― 祈りのかがやき」【奈良国立博物館】
4/19-6/15 「日本、美のるつぼ ― 異文化交流の軌跡」【京都国立博物館】
4/26-6/15「日本国宝展」【大阪市立美術館】

2024年→2025年

2024年は31ヶ所に行きました!
今年(2024)は関西以外には行かなかったので
ちょっと少なかったけど、1ヶ月に2ヶ所以上は行けました。
2025年は関西の展示が熱いし、関東方面のみの展示もチェックしつつ、狙って行こうかなと思います!

図録を売っています

最後まで呼んでくれてありがとう!最後に告知です。
読み終わった図録を出品しています。
今は手に入りづらい図録ばかりなので、いいものに出会えるかも!

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