強迫性障害に疲れた人へ
私は数年前から強迫観念や強迫行為に人生を縛られていました。
現在、色々な方法、考え方を試した結果、90%の不安感を取り払う事に成功し、強迫性障害もほとんど無くなりました。
発症して約3年、誰にも言えない、言ってもわかってもらえない、そのような状況で、『不安』『強迫性障害』とどのように戦ってきたのか。
精神科のお医者さんでも、心理の専門家でもありませんが、経験者なりに伝えたいと思いました。
この症状に悩む皆さんの参考、解決の糸口となれば幸いです。
私の症状
■『仕事中における鍵の閉め忘れ』に対する強迫観念、強迫行為
・鍵を何回もガチャガチャ、バンバン
・「よしっ!」と言って現場を離れても、後で「ちゃんと閉めたかな?」と不安が襲ってくる
・後で確認しに行こうと思って、そのことが頭を占領
・確認しに行き、閉まっているのを確認して安心
・確認行為自体が肉体的にも精神的にも疲弊させる
・鍵のことを考える時間が増え、不安が心を蝕み、ストレスが心を押し潰し様々な気力を奪う
・普段は鍵の事を考えたくない。もっと安心したい。その思いが強迫観念、強迫行為をエスカレートさせる
・3回引いて3回まわすなど、儀式化する
・儀式中に人が来たり、音がすると初めからやり直す
私の場合は、鍵の閉め忘れに対する不安が強迫性障害を引き起こしましたが、他にも様々な症状があるようです。
・手の汚れが気になって異常なほど手を洗う
・車を運転中、右左折をした際に「誰かを轢いてしまったかもしれない」と不安になり、通った道を確認しに戻る
・鋭利な物を見ると「誰かを傷つけてしまうかもしれない」と不安になり刃物などに近づけなくなる
「あ~、わかる~」と言う方はここから先も読んでください。
分からない人には何を言っているのかさえ、理解できないと思います。
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