#234 京丹後旅行のベストミックスを考えよう
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
ちきりんさんのvoicyの放送で、「難しいのはベストミックスを見つけること」という話をされていました。
「ミニマリストでスマホしか使わないと決めた人には、サファリに行って南部アフリカのジンバブエとザンビアと南アフリカを周るといった複雑な旅行に行くことが難しい。」と。
これは、あらかじめ選択の基準を設けることで決断を早めたり意思決定の負荷を軽減できる一方で選択肢や可能性を狭めてしまうということです。
そして、自分のやりたいことのベストミックスを見つけることでより良い人生を送れる可能性が高まるが、思考が必要であり難しいということでもあります。
この旅行の例が、丁度来週の狂犬ツアー@京丹後で、京丹後まてまどのように行き、どのように楽しむかを考える時の、ベストミックスを見つけたいけど難しいという感覚と重なりました。
そのため今日は京丹後旅行の計画の過程を残しておこうと思います。
◯京丹後にどうやって行こう
11月は長めの休みを取ることを前から決めており、Voicyやグループチャットでの狂犬ツアーの案内に飛びつきました。
それでも、私が予約をしようとした時には木下さんグループの枠は既に埋まっており木下ファミリーの皆様の初動の速さに驚きです。
無事予約はできたものの、京丹後は京都の北の方くらいのイメージしかなく、行き方を調べてその遠さにびっくりしました。
電車とバスを使った場合は6時間半〜7時間半かかります。びっくり!!
飛行機で関空まで飛びレンタカーで向かっても5時間半以上はかかります。レンタカーの場合は狂犬ツアーの間に車に乗らないのにお金がかかるがネックなので、電車とバスを利用することにしました。
今年旅行に行った知床よりも時間的には遠い旅路です。
◯狂犬ツアーだけで終わらせるのはもったいない
個人的に旅行はなるべく長期で行きたい派で、長期旅行をすすめています。
知床旅行では知床五湖のトレッキングツアー、高知旅行ではSUPと現地での体験をゆったりと楽しみました。せっかく時間とお金をかけて遠くまで行くので、その分現地で長い時間過ごしたいのです。
京丹後でもせっかくなので狂犬ツアーの前後も観光を楽しみたいと思い色々と調べたところ、気になるスポットが色々出てきました。
天橋立、伊根の舟屋、海の上を走る京都丹後鉄道と丹後由良駅など京丹後の東側だけでなく立岩や夕日ヶ蒲海岸などの北側、さらには城崎温泉の方も行ってみたいなど考えるときりがありません。
その中でも、今回は天橋立周辺の観光も組み合わせることにしました。
◯自分のベストミックスな京丹後旅行を考える
さて、ベストミックスな旅を考える時には、私は下記のステップで進めます。
①情報収集
②組み合わせてタイムラインを作成
③予約可否を確認しながらタイムラインを編集、予約
①情報収集
行きたいスポットでどんな体験が出来るのか、アクセス、滞在時間目安、何時ごろに滞在するか(ランチ目的ならお昼ごろ、景色がベストな時間帯など)、宿泊するエリアなどを把握します。
位置関係は紙に書いて移動時間や移動手段を網羅的に把握できるようにします。周遊型の観光をする場合は、位置関係が把握出来ないとこの後のタイムラインの作成が出来ないのでとても大事なステップです。
②組み合わせてタイムラインを作成
この組み合わせの段階で、移動手段と移動時間の制約を満たすルートと宿泊場所を考えていきます。
夕日ヶ蒲海岸や立岩、Rawというレストランに行くのであれば車があった方が圧倒的よいので、どこでレンタカーを借りてどこで返すのかを検討する必要があります。峰山でレンタカーを借りる場合は乗り捨てが出来なく、峰山で借りたら峰山で返す必要があります。そして峰山駅の近くにはレンタカーがないため、レンタカーを借りるための移動時間の考慮も必要です。
ということで今回は天橋立、伊根を優先し電車とバスを利用することにしました。
狂犬ツアーは11/7(木)の14:00集合、11/9(土)の11:00解散です。
11/7(木)の朝6時半に家を出れば集合時間には間に合います。しかし、移動で疲れてしまってはもったいないと思い、前泊をすることにしました。
前泊場所の候補は京都、舞鶴、天橋立周辺ですが、京都からの移動時間が4時間程度と長く前泊の意味があまりないので、舞鶴と天橋立で宿を探しました。午前中に京都丹後鉄道に乗りたいと思い西舞鶴駅周辺に目星を付け、11/7(木)に丹後由良駅、天橋立を観光し狂犬ツアーに合流することにしました。
ちなみに、天橋立での過ごし方はななうみさんの記事を参考に、私もレンタサイクルで天橋立を渡ってみようと思います。
11/9(土)に狂犬ツアーが終わった後で伊根の舟屋に行くとすると13時ごろに到着することになります。伊根町まで足を運ぶとその日のうちに帰宅するのもかなりしんどくなります。狂犬ツアーでディープな時間を過ごした余韻に浸る時間も欲しいですし、9日は休息日にし、翌日の10日に伊根町に行くことにしました。
その後京都まで戻ることにしました。
③予約可否を確認しながらタイムラインを編集、予約
大枠のタイムラインを決めたら、宿や特急列車、高速バスなどを予約していきます。移動に適した宿泊エリア、宿や移動の空き状況、予算などを加味して微調整を繰り返します。
11/6(水)の西舞鶴への移動は新幹線で京都まで行くとして、京都からは電車かバスがありますが、オンラインでチケット予約が出来るバスを選択しました。また、西舞鶴の宿は駅近くのビジネスホテルで、手頃な値段と大浴場のある舞鶴グランドホテルを予約しました。
11/9(土)の宿を探すのが難しかったです。伊根町に泊まるのも良いなと思いましたがどこも部屋が空いておらず。天橋立周辺にも手頃な宿があまりありませんでした。狂犬ツアーの宿泊先であるKISSUIENさんでの延泊も考えましたが、翌日の伊根への移動を考え、宮津にある古民家をAirbnbで見つけ予約しました。
11/10(日)の帰りの移動ですが、天橋立の過ごし方を調べていたら、天橋立から京都への直通バスを見つけたので、このバスで帰ることにします。行きもこのバスの方が楽じゃない?と思いましたが、海の上を走る丹後鉄道に乗りたかったので、思いとどまりました。
調べていくうちに新しい情報が見つかるので、タイムラインを適宜編集しながら行程を決め、予約をしていきます。行ったり来たりしながら、作成したタイムラインはこちら。
実はまだ行きの京都までの新幹線の予約をしていません。普通ならのぞみ一択かと思いますが、京都や西舞鶴での観光を調べるのも面倒くさくなってきましたし、今回はトータルでかなりの出費となるため、気持ち程度の小さな節約と移動日と割り切りぷらっとこだまで3時間半かけて京都に向かうのも良いかなという気もしています。
といことで、京丹後での過ごし方の計画についての雑記でした。
私はこれらの作業をPC、iPad、ノート、スマホを活用して行いましたが、スマホ一つで計画するのはかなり厳しいです。狂犬ツアーの参加のみで京丹後を去ることにしていたかもしれません。
木下さんも旅行は最高の意思決定の訓練になると仰っていますが、ベストミックスを見つけることは時間も手間もかかります。それでも、それを乗り越えることでより良い経験が出来ると思います。
京丹後楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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