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#67 前向きにやっていこう!!大きな価値と悪用対策(2024/04/12)
成功するプロジェクトはメンバーの能動的な関わりが不可欠です。
チームビルディングにおいて、前向きな雰囲気作りや個々人が前向きに取り組む姿勢を持つことは大切です。
◯元気!前向き!はスゴイ価値
新たな組織にジョインした新入社員の方々にはぜひ前向きな雰囲気を作っていただきたいです。
私も入社当時、役員のおっちゃんに「若者は元気な声で挨拶するのが大事な仕事やで!」と言われました。
当時は「元気な挨拶なんかより、早く仕事を覚えて成果を出す方が重要だろ」と思っていました。(生意気なやつですね。。。w)
しかし、やっぱりコミュニケーションの基本は挨拶。ハキハキとした挨拶は気持ちが良いもので、職場の雰囲気も良くなります。
また、元気で前向きな人にはチャンスが回ってくるものです。失敗しても前向きなチャレンジを続ければ必ず成果に繋がります。
元気さ、前向きさ、初々しさも一つの武器と理解し、おおいに活用していただきたいです!
◯前向きになれる雰囲気作り
新入社員など新しいメンバーを受け入れる側は、発言を遮ったり否定せずに、前向きな発言には称賛を送り、発言を促す空気を作りたいです。
発言の内容がトンチンカンでも、まず発言したことを称賛し、発言の内容は改善できる様にフィーバーバックをすることで、前向きで建設的な、コミュニケーションが作れます。
初々しさをうまく取り入れることは組織の強さに繋がります。
◯表面的な「前向きにやっていこう!!」には気をつけよう
前述のように、前向きな空気を作っていくことで組織にとっても個人にとってもプラスの効果があります。
前向きにやっていこうぜ。と互いに鼓舞することも歓迎です。
しかし、「前向きにやっていこう!!」という言葉の裏側が単なる押し付けの場合には注意が必要です。
先日、社内であるプロジェクトの相談(というか丸投げのムチャブリ)をされたので、課題やリスク、成功に必要なアクションやリソースを提示し他の方へアサインいただくように回答しました。
後日、丸投げ上司から声をかけられ、「なかなか厳しい状況なのはわかるよ。でもワンチームで前向きにやってきたいよね。ということで任せてもいいかな?」と言われました。
他のプロジェクトも持っていることもあり協力出来ることはするが丸投げされても困るとキチンとお断りしましたが、「前向き」の悪用はいただけないですね。
チームが前向きに取り組める環境作りがマネージャーの役割です。まず自分が前向きに捉え、成功への道筋を立て、メンバーにも一緒に前向きにやっていこうと声をかけるものでは?
丸投げ上司を反面教師にして自分も気をつけたいです。
また、そういう前向きを悪用をする人には気をつけましょう。(前向きの要求はするだけして自分はコミットする気がない人には要注意です。)
自分自身が前向きに取り組み、周りも前向きになるように頑張っていきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。