#191 希少価値のあるエンジニアとは? ~クロスオーバーで考えるブルーオーシャン人材~
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
今日はジブン株式会社ビジネススクールのお題、クロスオーバー戦略でブルーオーシャンを生み出すということについて考えてみます。
私は顧客に価値を提供するすべての工程に関わるフルサイクルエンジニアであり、日常的に様々な役割を担っているがために「なんでもやっている人」と、強みがぼやけてしまっています。
そのため、ラベルを付けることを苦手としていましたが、今回はこんな感じで付けてみました。
フルサイクルエンジニア × プロダクトマネジメント × 発信
いずれも世の中にいくらでも強いライバルのいるラベルですが、クロスオーバーすることで希少性を生み出せるのではないでしょうか。
それぞれ、具体的に掘り下げてみます。
〇フルサイクルエンジニア
フルサイクルとは前述の通り、顧客に価値を提供するすべての工程に関わることで、一人もしくは少人数のチームがフルサイクルに関わることで生み出される価値についてはこちらの記事でも紹介しています。
要件定義から設計、実装、テスト、運用と、価値を提供するサイクル全体に関わることで、スピード感をもって全体最適なアプローチが取れます。
それぞれの行程を縦割りにすることで効率化を図るアプローチとは対極にあり、システム開発を丸っと理解している人はシステム業界の中でも少数ではあります。
また、私はプレイヤーとしてフルサイクルな動きが出来ることに加えて、フルサイクルなチームをリードする役割も担っているため、フルサイクルチームのマネジメントも出来るというのはさらに希少性があるかもしれません。
同じ役割をこなせる人は社内でも数名しかぃせんが、世の中でみると私よりも高いレベルで行える人はいくらでもいます。
〇プロダクトマネジメント
フルサイクルに動けるエンジニアでありながら、現在は自社のプロダクトの一つのサブシステムの責任者をしています。
いわゆるプロダクトマネージャーです。
プロダクトマネージャーという職種は日本ではまだ絶対数は少ないものの、こちらも私よりもレベルの高い人はゴロゴロいます。
そういう人達は1000万円を超える年収で様々な企業から引っ張りだこです。
エンジニアからプロダクトマネージャーにジョブチェンジするケースは多いのですが、自分自身でフルサイクルな開発やフルサイクルチームをリードすることもできるプロダクトマネージャーとなると希少性は上がりそうです。
また、プロダクトの立ち上げから開発に関わり、プロダクトの運用を一から整備するという経験はなかなか経験できないかと思います。
ただ、私はプロダクトマネージャーとしてはまだまだ新米であるため、プロダクトマネージャー単体でのレベルアップが必要です。
〇発信
エンジニアは発信好きな人が多いです。
ブログで技術的な内容の発信をしている方は世の中にごまんといます。
エンジニアと比較すると発信活動をしているプロダクトマネージャーの数は少ないです。それでも、発信力のある有名企業のプロダクトマネージャーなどと比べるの発信力は全く太刀打ちできません。
そもそもの発信力・言語化力はまだまだ磨かなければいけませんが、フルサイクルエンジニアのスキルを活かしたプロダクトマネジメントの内容を高頻度で発信していくというクロスオーバーで差別化できるかもしれません。
そう考えると今までの自分の発信内容は、これらの要素をクロスオーバーする視点が欠けていると気づけました。
ここにジブン株式会社経営のエッセンスを磨いてクロスオーバーすると、さらに希少性を高めることが出来そうです。
◯まとめ
思えばサッカー歴30年を超えるサッカープレイヤーとマネージャーの視点を掛け合わせたこちらの記事は、比較的view数が多いです。
このように自分ならではのクロスオーバーの視点での発信には意味があるのかもしれません。
フルサイクルエンジニア × プロダクトマネジメント × 発信 (× 経営視点)
の重なりにどれだけの需要があるのかはわかりませんが、これらのクロスオーバーの視点を持って、発信を続けていくことでブルーオーシャンを見つけていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。