最新のフルサイズは必要か
進化が著しいミラーレスと高価格化
最近、カメラ界隈って良くも悪くも賑わってる感じしませんか?
ここ数年でミラーレスの性能が凄まじく進化しました。
被写体認識AI・高速連射・10bit 4K動画・RAW動画
オーバースペックを感じる人も多いと思います。
高価格化が進み、エントリーユーザー向けのAPS-Cミラーレスでも10万という話になってきています。
日本人の給料は上がらないのにカメラの値段が上がっていく・・・・
これが問題なんですよ。カメラ機材論争の激化に拍車をかけるわけです。
本来、高性能化、多機能化に伴い使い方もアップデートしたり取捨選択するはずが、
「自分の求める性能のみ向上したカメラが欲しい!!!」
という声が増えるわけです。
しかし、カメラはどちらかというと衰退事業、スマホに脅かされる存在ですので、メーカーもユーザー獲得に必死です。
そう考えると、多機能は自然な流れですよね。
いろんな論争をここ数年間見てて、よくやくどの意見も納得しつつ自分なりの答えが出せるになったので共有したいと思います。
ではさっそく本題へ
最新の高いカメラでないといい写真は撮れないのか
光をよく捉え、カメラを理解し完璧なシチュエーションで撮り、相応の編集技術があれば魅力的な写真はカメラの種類を問わず撮れると私は思ってます。
逆に、なんの意図もない写真なんて拡大しなきゃ似たようなもんです。
何でも使い手次第であることは間違いないです。
ここでクイズ
・Z8(フルサイズ)+Sライン単焦点
LightroomでRAW現像、プロファイルをカメラ標準にして書き出し
・Z30(APS-C)+キットレンズ
カメラ撮って出し
価格差約6倍です。どちらがフルサイズか分かりますか?
※最後に正解発表します
そうすると、こんな事言う人が出てくるわけです。
「高いカメラは必要ない!」
「そんな機能はいらない」
「メーカー広告やインフルセンサーに騙されてる!」
↑(ここまで言う人は某写真家くらいですが)
セッティングの自由度の高いスタジオカメラマンやポートレート写真家ならそうかも知れませんし、アマチュアなら尚更高いカメラなんていらないということでしょう。
撮るまでのアプローチが一番大事であって、カメラの性能の重要性は高くないということでしょうね。
一方で、こんな事を言う人もいます。
「予算で買える一番高いカメラ買っておいたほうがいい。
できる幅が増えることに間違いないのだから。」
↑これも納得いくんですよ。
これらを踏まえた上で私の意見を述べさせていただきます。
好きに買えばいいじゃない。
これにつきます。
ただ言えるのは、お金があれば、大抵の人は最終的にフルサイズに行くと思います。(理由はいろいろありますが、長くなるので今回は話さないでおきます)
ちなみに、私のカメラ遍歴はこんな感じです
FUJIFILM X-A2 APS-Cミラーレス レンズ込み6万
FUJIFILM X-T10 APS-Cミラーレス 新品8万
NIKON D750 フルサイズ一眼レフ 中古12〜3万
NIKON Z6 フルサイズミラーレス 新品17万
NIKON Z8 フルサイズミラーレス 新品54万
着々と予算上がってるんですよね。
高いカメラは必要ない!
※ただし、撮りたかった写真が撮れるようになる頃には高いカメラ持ってるor経由してる
そんな気がします
上手くなっていく過程、沼にハマる過程で上位機種を買えばいいんじゃないでしょうか。幸いにも、カメラは資産価値が高いので高く売れますし。
次回、
「フルサイズデビューで画質の差をあまり感じなかった話」
投稿予定です。
ちなみに、クイズの正解は・・・1枚目がZ8でした。