大学授業料 無償化
こうなったらいいなと思ってることの1つ、大学授業料の無償化、無条件で。
「教育を受けたい」「勉強をしたい」時に、諦めることがないのがいいと思います。
大学進学が全てではありませんので、希望した場合の話ですが。
大学進学を諦めるのは、経済的事情の場合だけではなく、その他事情の場合もあると思います。
いろんな事情で諦める場合がある中、無償化になると諦めることになる事情のひとつが無くなります。
全国約4,900校で、例えば各高校で1人が経済的事情で進学を諦めてたとして、無償化になると、4,900人の生徒が進学を諦めなくてよくなります。
10年で約5万人、20年で約10万人の生徒が進学を諦めなくてよくなります。ひとつの高校で1人の場合、これが2人だったら、この倍です。
自宅から離れた大学に通う場合は、授業料だけの話ではありませんが、専攻学科にもよりますが、4年間にかかる費用の半分ぐらいの負担がなくなることで、事情が変わってくることもあると思います。半分であればー、授業料無償なら、後はなんとかと。
4年間、自宅ではないところで大学に通うことになると、生活費と授業料で約1,000万円前後。これが半分ぐらいになるとずいぶん変わります。
無償化になって、いいところは?ただ進学を諦めなくてすむ、このことだけ?これは最も大事なことですが、その他で変化が起こってもいいのではと思うことは。
現在のように、入学さえすれば卒業は簡単というのではなく、入学よりも卒業の方が厳しい内容になるといいなと。
そうなると、高校生で進学を目指すにあたって、考える内容も違ってくると思います。
何より、大学に進学するということの意味、価値が違ってくると思います。
受験に勝ち抜くというところは、全然別の位置づけになってくるのではと。大学進学だけが全てではないということが、もっと明確になってくるようにも思います。
それによって、大学の授業内容の質も、より向上することにつながるのでは?と思います。
家庭でのことになると、少子化と言われていますが、これが授業料の負担がなくなれば、「1人の教育費も大変」も違ってくるのでは?
税金が費やされることになります。
教育に、有効に使われることになると、民意はどうなのでしょう?
いろんな意見があると思います。
現在教育に必要とされている税金にプラスされるのは、授業料分のみとなれば、働いて税金を払う立場からしたら。いろんな意見がありそう。
「大学進学が全てではない」ですから。
けど、大学進学する、しないを決断する時に、できる限りですが純粋に自分の人生を考える機会が与えられることになると思います。
自分は本当に大学進学したいのか、何を学びたいのか、どう生きたいのかを。受験勉強かそれ以外の高校生活ではなく、受験勉強なり、進学はせず別の道に進むと決めて必要なことに取り組むなど、高校生の過ごし方が違ってくると思います。
もうひとつの変化は親の暮らし、意識も。
子供の教育=受験のようなものから変化があるかもしれません。
また、経済的のところで、今、負担を占めてる住居と教育費の教育費がなくなることでずいぶん負担が変わります。
この負担が税金に変った時に、また暮らしに対する意識の変化があるかもしれません。
会社勤めしてる私が、ただ希望する社会のしくみのひとつです。
私自身は、特に何も考えず進学しました。そこで出会った同世代の大学生の進学事情がいろんな事情があると知り、みんながすんなり大学進学のことを考えられるといいと思ってから、気になる社会のことです。
現在、条件付での無償化は進んできてます。これを無条件でになるといいなと思います。
税金の有効な使い方、注視したいです。