サスティナブルなパフォーマンス?
子どもたちに自発的に授業に参加してもらおうとすると、
色々な仕掛けが必要になります。
それだけでなく、
評価や、点検など、フィードバックも必要です。
そこで問題になるのが、
持続可能なのか
ということです。
いわゆるサスティナブルであることに、
世の中が価値を見いだして以来、
環境だけでなく、
経済の在り方など、
様々なものが変化してきました。
教師の一日は忙しいものです。
担任であれば、
朝のホームルーム、連絡ノートの回収、
欠席者の連絡、担当クラスの授業、
給食指導、
空き時間に連絡ノートにコメント、
部活動、授業準備・教材研究、
テスト作成、出欠の記録、
学級通信の作成・印刷、
生徒指導、職員会議、学年会議、分掌の会議…。
こんな感じですから、
優先順位をつけるというより、
劣後順位をつけて、
何をやらないか選びながら、
日々の業務を進めているという意識になります。
そんな中で、
去年までやったことのない方法で授業してみよう、
とか、正気の沙汰ではない…かもしれません。
でも、
あえて優先順位をつけるなら、
授業準備・教材研究こそ、
優先すべきものだと思います。
授業がうまく回ると、
その他にも良い効果が現れるからです。
モグラ叩きのように生徒指導をするより、
面白い授業をして、
生徒に楽しみを与えることで、
問題行動をする機会を減らす方が、
効果が大きいです。
望ましい行動を増やすことで、
望ましくない行動をする時間を減らす、
というのは、
ソーシャル・スキルの界隈でも言われる方法論です。
その考えの上に立ってもまだ、
その授業は、ノートの取り方は、
持続可能なのか、ということですが、
それを可能にする工夫をしています。
新しい題材を扱うときに、
最後に子どもたちに取り組んでもらう、
パフォーマンスを示すことがあります。
例えば、
3年生の「俳句の可能性」という題材の1時間目で、
これを学習した後、
「俳句を味わう」という次のところから、
俳句を一つ選んで、
プレゼンをしてもらいます。
という感じです。
プレゼンというと、
スライドを作ったり、
説明の構成を指導したり、
何時間かかるか考えただけで疲れる!
と思われるかもしれませんが、
そこを工夫します。
長くなってきましたので、
そのプレゼンでの工夫は、
別記事で書かせていただきます。
サスティナブルなパフォーマンスの意識を持つと、
実際の授業の中で、
様々な活動を取り入れられますので、
ぜひ意識してみてください。
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