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教員25年で支えとなった上司の一言『会議は勝負の場』

25年も働いていると、いろんな人に出会います。
先輩、同僚、後輩、関係機関の方々。
振り返ると、仕事を通じたご縁って本当に多いなと感じます。

教員という仕事に就き、子どもたちと関わる中で、「伴走者」でありたいとずっと思ってきました。
最近では、若手の先生たちの育成にも携わるようになりました。
少しでも役に立てていたら、それだけで嬉しいです。

でも、人と関わる仕事だからこそ、合う人もいれば合わない人もいます。
そう、大人の話です。
その中で、私が特に苦手だと思うのが「悪口」や「陰口」。
そういう言葉を聞くと、どうしても心がざわつきます。

そんな時、駆け出しの頃の上司の言葉が支えになります。

「勝負するなら会議で。それ以外は気にしなくていい。」

この一言が、私の仕事の軸になりました。

会議の場で案を通せば、それが結果になります。
あとから何か言われても、「なぜその時言わなかったのか」と割り切れます。
逆に、自分が発言しなかったことを悔やむ時もあります。
それも学びの一つです。

だから今、若手の先生たちに伝えています。

「会議は勝負の場だよ。傍聴席で終わらないでね。」

職場が健全で前向きな場所であるために、意見を出し合える環境が大事だと思います。
みんなでより良い方向を目指していけたらいいですね。

私はもう51歳。
少しずつ現場の中心から離れていく時期が近づいています。
でも、この「会議で勝負する」という考え方は、ずっと大切にしたいです。

どんな会議でも、その場で意見を交わし解決策を見つける。
それが未来をつくる一歩だと信じています。

#心に残る上司の言葉

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