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ゆるり一週間|「青と夏」 日々を彩る心の記録

7月1日(月)青と夏

七月が始まると、必ず車の中で「青と夏」を聴きたくなる。今では過ぎ去ったキラキラした時代を思い出させる。「夏が始まった合図がした」みたいな気がして、50歳のわたしでもワクワクしてしまう。今年の夏は何をしようかな?と手帳に色々書き込もうとしたら、娘の夏期講習の送迎があって、どこにも行けない事実に気付いた。
その時は気づかないものだけど、わたしの高校時代はいつもキラキラしていた。クラブに燃えたり、友達と遊んだり、友達の恋愛を羨ましがったり。長女も来年はその時代に突入する。そんな長女の「青と夏」を迎えるお手伝いをするのが、今年のわたしの「青と夏」なんだろうな。娘の成長を見守りながら、自分自身の夏の思い出も増えていく。それが「今のわたし」にとって一番キラキラした時代なのかもしれない。

7月2日(火)料理は苦手だけど、好き❤️

思いの外?!(と言っても定時から5時間半は過ぎたけど💦)早く帰ることができた。鶏肉版・酢豚を作った。間違って切った茄子は、後から煮浸しにした。ああ、料理ができる幸せ。苦手な割に好きなだなあ、料理。

7月3日(水)いつ食べるか?何を食べるか?

長女が「体調が悪い」と言って学校を休んだ。どうやら、塾がある日に夜10時にご飯を食べることや、私が遅く帰ってきて夫に料理を頼んでいることが影響しているらしい。「野菜が食べたい」「もっと早く食べたい」と言われて、そうだよね、本当にごめんね、と心から思った。だから昨日は定時より30分遅れで帰ったけれど、それでも塾には間に合わない。ああ、どうしたものかと悩む日々。

7月4日(木)料理のハードルをさげる

今日は朝から晩御飯の仕込みをすることにした。きゅうりの浅漬けを作ったり、メインのおかず用に野菜を切ったりして、少しずつ準備を進めた。思っていたよりも帰宅が遅くなったけど、この下準備のおかげで料理の気持ちのハードルが低くなり、笑顔で晩御飯を作ることができた。
明日は娘の塾がある。塾までに晩御飯を食べさせてあげたいと思う。今日たっぷり作ったおかずの残りには、野菜もタンパク質もたっぷり含まれている。よし、明日はこのおかずをさっと温めて、娘に食べてもらおう。
料理が苦手な私でも、娘は「美味しい」と言ってくれる。そんな一言が私の励みになる。自分のできる工夫を凝らして、娘の体調を整えるお役に立ちたいと思う。笑顔が増えるように、ちょっとした努力を続けていきたい。

7月5日(金)バランスを取り戻す

久しぶりの晴天☀️

日々の忙しさに追われる中、家庭のことは後回しになりがち。でも、この一週間、料理をすることで、家庭の温かさを再確認できた気がする。子どもたちの笑顔や「美味しい」の一言が、何よりも励みになる。
この週末は、家族との時間を大切にしながら、心と体をリセットする時間にしようと思う。少しだけペースを落として、自分のペースで、無理なく過ごすことが大切。まだまだ人生は続く。仕事と家庭のバランスを取りながら、丁寧な暮らしを心掛けていこう。

7月6日(土)心があらわれるってこんな感じ

40代の頃、一緒に働いて悩んで、未来を良くしようと頑張ってきた同僚に久しぶりに会った。彼女は退職して、今では柿農家に転身。新たな思いや悩みを聞くたびに、どんな仕事についても悩みはあるんだなってわかる。
でも、ふとした時に見上げる空や浮かぶ雲、時間に追われる慌ただしさからの解放は、以前にはなかった喜びをもたらしているらしい。
私たちアラフィフ。子供も同世代で、まだまだ働かなきゃいけない彼女と、今の仕事を続ける勇気がない私。それぞれの立場で、どこにプラスの面を見出し、残りの人生や仕事をどう考えるか。

何かをしなきゃいけないわけじゃないけど、風に当たりながら、一緒に心の声を語り合う時間は、本当に貴重で宝物みたいなひとときだった。
この時間が、新たな希望やインスピレーションになるといいな。

7月7日(日)七夕・それぞれの願い

昨日、友人の畑近くで見つけた笹を頂いた。ダイソーで色紙を買い、短冊や飾りを作り始めた。夜が更けるころ、家族みんなで願い事を書いた。ただし、長女はもうお年頃で、不参加だった。ちょっと寂しいけれど、それもまた成長の証なのだろう。
次女、夫、両親、そして私。それぞれの願い事には個性が溢れていて、微笑ましい気持ちになる。次女は最近ゼリーに夢中で、彼女の願い事は「美味しいお菓子をいっぱい食べたい」というものだった。
飾り付けをした後、「七夕ゼリーを作るぞ!」と意気込んだ次女。説明書きを真剣に読みながら、一人で何種類ものゼリーを作り上げた。パイン、りんご、炭酸ゼリー。その出来栄えに驚かされた。彼女の成長ぶりに、胸が熱くなった。
もう来年は中学1年生になる次女。長女は高校1年生。この七夕のひととき、来年も彼女たちは一緒に楽しんでくれるのだろうか。少し不安だけれど、今はこの幸せな瞬間を心に刻もうと思う。

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