月曜日の呪い

月曜日が怖い。

いつからか月曜日がたまらなく怖くなった。

年末年始にミスが続いたせいだろうか……。

とにかく月曜日が怖い。

基本的に私は人に好かれるタイプの人間ではないし、職場でも嫌われてる側の人間だと思う。
よく人は誰でも好意的な人、嫌われてる人半々だというけれど私はほぼ全ての人間に嫌われているとしか自分では感じることができない。

周りの人のの不機嫌な態度もいつもと違う行動も理不尽な行動も全て自分の責任のような気がしてしまう。
そして一度気になるとすっかりビクビクしてしまって落ち着かない。どう振舞ってたらいいのかわからず挙動不審になってしまう。
そうなると、その相手は私にとってこれといったトラブルもないのに、いつのまにかとても心地悪くて嫌な相手になってしまう。

ただそれらは私の勝手な憶測で、相手にしてみればただの誤解で理不尽で寝耳に水の濡れ衣かもしれないのだけど、私の中の過剰防衛システムの感度が厳しすぎるので、どうしてもそんな小さな変化をキッカケに大抵の人を敵とみなしてしまうところがある。
冷静に判断したとしても9割方の人には私は嫌われていて、残りの1割は無関心な人、又は誰にでも優しい人、という感じだろうか。

私は嫌いだからといって誰かに意地悪するわけでもない。
悪口陰口は苦手だし、何より噂話は面倒だ。
人と話すのが億劫で苦手なので、ついマメなコミュニケーションを怠って失敗する事も多い。
良かれと思ってした事が裏目にでる事も多々ある。

せめて友達がいれば、自分の行動にもう少し自身を持てるのかもしれないけれど、友達も全くいない。
友達も苦手だ。

居場所がない。

同僚と話しても話さなくても居心地が悪い。
居場所がなくて肩身がせまい。

月曜日が辛い……。

そんな風に思い始めてから、いつもシフトが一緒だった人が突然出勤の曜日を変えた。
ああ、やっぱり私に会うのが苦痛なんだろうか…自然とそう思った。

私が何をしたっていうんだ!

そう思う一方で、私の何もかももう存在事態がが鬱陶しいんだろうな…と思う。

なぜ人はひとりで生きていけないんだろう。
私のことなんて何も知らないくせに、どうして人は勝手に私を 嫌うんだろう。

私の母や姉が言い続けていたように私はこの世のゴミで不要な人間なら、なぜ私はまだ生きているだろう。

どこにも居場所なんてないのになぜ生き続けなければいけないんだろう。

明日が憂鬱だ。

私の存在を否定されるためだけの一日。
月曜日が嫌いだ。

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