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手放す練習

この記事について

この記事では、ミニマリスト しぶ さんの『手放す練習』について、ご紹介します。本書には、HSPや内向型の人が幸福に生きるためのヒントが詰まっています。

判断力を鍛えるために手放す

物を手放すことは、取捨選択の訓練だと著者は言います。
私たちの人生は、取捨選択の連続です。そのため、自分の価値観に沿った取捨選択ができるかどうかが、生活の満足度を左右します。

取捨選択の力を高める方法が、物を減らして手放すことです。
物の捨て方のノウハウはたくさんありますが、何を残すかは人によって違います。
そのため、捨てるものと残すものを自分で考え抜くことが何より重要です。
自分で考える作業を怠ってしまうと、判断力が身に付きません。
そのため、せっかく物を減らしても、あっという間にリバウンドしてしまうことになりかねません。

本書からの学び

ミニマリズムがHSPに与えるポジティブな影響を理解できたことが、私にとっての収穫でした。

典型的な内向型人間であり、HSPでもある私は、ミニマリズムとの相性の良さを直感的に理解していました。
しかし、なぜミニマルな暮らしに惹かれるのかは、よく分かりませんでした。本書はその問いに答えてくれています。

身の回りの「物」すら刺激である

内向型は刺激に敏感であり、疲れやすいというのは周知のとおりです。
私はこの「刺激」を、大人数の飲み会や街の喧騒ことだと誤解していました。
しかし実際は、自分が所有している物も刺激なのですね。不要な物に囲まれている状態がすでに刺激にさらされており、それによって疲弊するのです。

何たる敏感さ…HSPを甘く見ていました。
そりゃあ、飲み会で疲れますよね。金曜夜の職場の宴会なんて、自殺行為とすら思えてきました。今までの私、本当によく頑張った。。。

話が逸れてきたので本題に戻ります。

刺激に敏感な内向型の人は、あらゆる物事がノイズになり得ます。
自分にとって本当に必要な物事を見極め、可能な限りノイズを排除することで、敏感な人の真価を発揮しやすくなります。
だからこそ、自分にとって不要な物を手放すことが不可欠なのです。

この記事が、内向的で敏感な人のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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