生成AIで人間が楽になるといった人、怒らないから出てきてください。
今日も戯言です。
さて、GPT-4oやGoogle、Appleなど生成AIがすごいです。
生産効率を大幅に向上してくれているのは間違いないです。本当にありがたい限りです。
創作のネタ出しというか壁打ち相手として無限に相手をしてくれますし、その中から自分が良いと思うアイデアを抽出して、どんどん良くなっていると思っています(自分比)。
それ以外にも本当にパワードスーツのように自分ができることを広げてくれますし、いままで「ちょっと時間がかかりすぎるから無理かも」と思っていたことが「できそうかな」に変えてくれます。
本当にありがたい限りです。
さて、その結果、より時間を使うようになりました。
アウトプット量は増えましたが、楽になったという実感はないですし、できることが増えた分、「やりたいこと」「やらないといけないこと」「やった方がいいこと」が爆発しました。
それにこのパワードスーツは全人類、私よりも能力が高い人にも提供されています。
能力が高い人は私よりももっと使いこなして生産の量も質も爆発させているでしょう。
その結果、睡眠が怖くなりました。
私が寝ている間にもどんどん作っていますし、私も「もうちょっとやればできるかも」の状態で寝るのが本当に怖くなりました。
今のところ生成AIは生産の量も質も高めてくれるものすごく便利なツールですが、追求できる幅や着手できる幅が広がっただけでより大変になった印象です。
また、使いこなさないと競争の舞台に上がることもできなくなりますね。
そろばんをいくら追及しても電卓や表計算ソフトやシステムには勝てません。
1日レジ打ちをして、「そろばんをミスなく頑張る!できた!おつり!」とその速度を追求しても「タグをつけて自動集計、決済も電子決済」には正確性も速度も勝てません。
そんなイメージです。
もしかしたら、もっと絶望的で、いくら速く走っても車には勝てないというのと似てるかもしれません。「車は舗装してある道しか走れない!」みたいなたとえ話に対しての突っ込みも、「いや、走れる箇所だけ車使ってあとは走るわ(こういった人は走る能力自体も高い)」みたいな感じで絶対に追いつけない印象です。
本当に、生成AIで楽になるといったのは誰でしょう。
出来ることが増えただけで、今のところ大変になった気しかしませんし、これに乗り遅れたらもう一生追いつけないのではないかという気がして、怖くて仕方がありません。