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20万円のスマホは高いのか?

スマートフォンの価格が近年急速に上昇しており、20万円や30万円するハイエンドモデルも珍しくなくなりました。

昔は10万円程度で手に入ったハイエンドスマホが、今では倍以上の値段になっています。これについて、「高すぎる」と感じる人も多いかもしれません。

しかし、ここではスマホの価格がどうなのか、少し述べてみたいと思います。

まず、20万円や30万円という価格は確かに高いと言えます。日常的に使うガジェットにこれだけのお金をかけるのはためらわれるかもしれません。また最近はローエンドのスマホのスペックも上がってきており、3-4万円のスマホでも十分使えるものになってきています。
また、中古でも十分と言う人もいますし、電車の中を見ると、5-6年前のスマホを使っている人も珍しくありません。

しかし、20万円で「世界最高の技術」を利用できるという事は、素晴らしいことだと思いませんか?と思うわけです。

例えば、iPhone Proシリーズの最新モデル、iPhone 16 Pro Maxは20万円ほどします。

ただ、これは、スマートフォン市場においてトップクラスの性能と技術を持つモデルです。世界中の富豪、例えばイーロン・マスクや堀江貴文のような大富豪も、私たちと同じこのスマートフォンを手にしています。これは、私たちが日常的に使用するスマホで、彼らが選ぶ「最高峰の技術」に触れられるということにほかなりません。

一方、他の製品で「世界最高峰」を目指すと、もっと高額になることが多いです。たとえば、ハイエンドPCやそのパーツ(グラフィックボードなど)は、数百万円にもなるものがあります。最近流行りのAIに不可欠なグラフィックボード、高級なNVIDIA A100は150万円、NVIDIA H100といったものになると500万円にもなります。とても一般人が購入できるようなものではありません。

また、自転車でも何百万円もする高級モデルや、高級時計、オーディオ機器、テレビなども同様に高額です。世界トップクラスのものに触れるには、それなりの投資が必要です。

その点、スマートフォンに関しては、20万円から30万円程度で「世界最高の技術」にアクセスできるのは非常に特異なことかと思います。日常的に、しかも頻繁に使用するデバイスで、このレベルの技術を体感できる機会は他にあまりありません。

もちろん、スマートフォンが安いとは言いません。ただし、高性能スマホを使うことには多くのメリットがあります。2万円ほどの格安スマホでは気づけないことや体験できないことが、高性能スマホなら可能になります。例えば、スマホのカメラ性能や処理速度が向上すれば、写真撮影や動画編集の幅が広がりますし、最新技術を活用したアプリやサービスもよりスムーズに楽しめます。

新しい技術に積極的に触れることで、より快適で豊かな生活のヒントを得ることができます。そう考えると、スマホに投資することは決して無駄ではなく、むしろコストパフォーマンスが高い選択なのではないでしょうか。

そんな言い訳をしながら、強も何かいいガジェットはないかなぁとネットを探しています。

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