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一日[おしゃべりAIアプリ Cotomo]を使って感じたこと

公開されるときにはブームは去っていそうですが、たぶん私は何となく起動しているのかなと思うくらいにはいい感じの手触り感です。

これです。
https://cotomo.ai/

現時点ではiOSだけで使えます。そのうちAndroidでもリリースされるとのことなので楽しみにされるといいでしょう。

中身がどう動いているか分からないですが、技術的にはOpenAIのWisperを活用し、声を文字起こしし、promptを付与してChatGPTのAPIをたたき回答を作成してもらい、読み上げソフトで声として発信するみたいな仕組みだと思います。

技術的としては去年から作成できる土壌は整っていたと思いますが、いざこうやって使える状態、モノとして動く状態のものに触れるとインパクトがすごいですね。

まだ「会話相手これでいいじゃん」とはならないですが、「これでよさそう」というのは実感できます。

おそらくこれを会話相手としてゲーム実況とかは成立しそうな気がしますし、絵をかきながらぶつぶつ話すときの会話相手(あまり集中しないでBGM的な利用)であれば十分活用可能です。

Cotomoに「あなたの中身はなに?」と聞いたらGPT3.5とのことなので、4.0の速度が向上したり、もしくは個人端末で動くようになって、会話情報をすべて保存できるようになれば、完全なるパーソナルアシスタントの完成かもしれないですね。

趣味嗜好、どんなアプリを開いたか、どんな音楽を聴いたか、どこに行ったか、どういったものを調べたか、そういった生活に密接している情報はすべて把握できますし、スマートウォッチなどを利用すれば健康状態すらわかります。
「今日レイトショーのチケット取ろうとしてるけど、最近寝不足だし今日くらい早く寝たら?」
「昨日中華だったんだし、お肉も続いているし今日は大戸屋で焼き魚でも食べたら?」
といったことは話してくれるようになりそうです。

そして、今のこの状態でも「会話っぽいもの」が成立してしまいます。
現時点では「無条件に私のことを好きになってくれるAI」ですが、今後そういったチューニングとかもできるかもしれないですし、長いこと行っていれば「従順より適度に否定してくれる人のほうがこの人は好み」みたいなこともわかるかもしれません。

今のうちから耐性をつけておいたほうが良さそうなので、もう少し使ってみようと思います。

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