仕事のストレスで心が押し潰されそうだった時にしたこと
激務職場で働いていた時、一番辛かったのは退職届を出してからだった。
それまでは、なんとか環境を改善してもらおうと『社長に対して意見する』という
怒りのエネルギーのようなもので動けていたのだけど(笑)
改善してもらうことを諦め、ただ 退職日まで機械のように働いている1ヶ月がとても辛かった。
気力という気力がなくなり、家に帰ったら急に涙が出てきたりもした。
毎晩 毎晩、何かから逃げ回る夢を見るようになった。
・・・あ。これはもう心療内科 案件かもしれない。
そう思って、近くの病院を検索した。
うん、したんだけど『初回のカウンセリング料金・・・高くない??』(※3000円してた)
激務なのに短時間勤務のせいで生活費ギリギリ給料な私にはちょっときつい。
それなら、その病院代でもっと自分を喜ばせることにお金を使ってみてもいいのではないか。
そう思って、メンタル回復に向けてやったことをまとめます。
もちろん、本当は素直に病院に行くことが一番です。
ただ、私の場合は仕事を辞めれば回復するだろうとわかっていたことと
まだ『改善するためにはどうしたらいいだろうか』と考えられるだけのわずかな気力が残っていたからこそ取った行動です。
これを見て、『いや、それもできない・・・』と思われるくらい気力が失われているのであれば
貯金崩してでも病院に行ってくださいね。本当にダメになっちゃうから(※注意喚起)
1.とにかくなんでもいいから買って食べた。
気力がなくなるにつれ、食欲もなくなっていった。
そして食べないことで、さらに気力がなくなっていく負のスパイラル。
やっぱり人間って食べなきゃ生きていけないんだと思う。
でも『力のつく物、栄養のあるものを摂ろう』と思っても、まったく欲しくない。
なので、ちょっとでも食べたい。と思うものをコンビニで買って食べるようにしました。
甘いチョコクロワッサンや、キラキラしたコンビニスイーツたち。
晩ご飯にしてしまうには体に悪そうなものでも、今は気にしない。
とにかく、食べれそうなものを食べました。
そうすれば少しずつ食欲がもどってきたので
今度はあまり調理しなくてもいい物を食べるようになりました。
納豆とキムチをのせただけのご飯。ゆで卵。即席味噌汁。そして自分へのご褒美に甘い物もプラス。
そうやって食べることで少しずつ気力を回復させていきました。
2.素直に親に頼る。
私の親、過保護で過干渉気味なところがあり、一人暮らしもなかなか許してくれないような人だったんです。
なので『できてない自分』を見せたら『だからあんたに一人暮らしなんて無理なのよ』なんて言われるんじゃないかって思ってた。
ずっと『できてる自分』だけ見せて、できてない部分はひた隠しにしてたんですよ。
でも、正直に言ってみた。『仕事忙しすぎてご飯作る気力がない。まともなご飯食べてない』と。
そしたら作り置きをたくさん作って持たせてくれた。
できてない私を責めてくることもなかった。
一人暮らしをして、距離が少し空いたことで、いつの間にか親ともいい距離感が保てるようになっていた。
私の中で作り上げていた『責めてくる親のイメージ』はあくまで私が作り出したものだった。
本来『親』って一番気兼ねなく頼れる相手のはずなのに、それすら躊躇してしまっていた自分にも気がついた。
そりゃ、他人に頼ることもできなくなるわ・・・。
これからはちゃんと自分の弱いとこも素直に話そうと思う。
そしてやってもらったことに対しては『心からのありがとう』を言おうと思う。
3.悩みを解決してくれそうな本を探す
食べることで行動力がもどってきた私は本屋に出向きました。
何かしらの悩みがある時は、自分の頭の中だけでは解決しない。
他者に頼るのが一番です。でも、私のように人に頼ることが苦手な人は本という『対面の必要がない他者』に頼るのがおすすめ。
とにかくタイトルに惹かれたものを手にとってみる。
そして数ページ夢中で読み進めることができたらレジに向かう。
そんな感じでいつも本を選んでいます。
今回私の心を助けてくれたのはこちらの本でした。
めちゃくちゃ自分の心の歪みについて気づかせてくれる本だったので一応おすすめはしておくけど
できれば本は 実際に手に取って自分と肌感が合うかを確かめた方がいいと思ってる。
運命の出会いのように大事にできる本に出会えた時は、自分の中の宝物が増えたようで、心が躍ります。
さあ、本屋へ行こう!笑
4.許される範囲で休む
週30時間社員で基本は夕方からの半日勤務にしてもらっていた私ですが、
実のところ、毎日の残業があったり、午前出勤のパートさんの休み希望のためにフル出勤したりと。結局 週35時間くらい勤務してました。
私は社員なのだから、人がいないところは埋めなければいけない!!
そんな考えがあったように思います。
でも、全部許容して自分が頑張るのはやめました。
『この日は私が入るけど、じゃあこの日休憩時間を多めにもらいます』だったり
『ここは出勤時間 1時間遅らせてもいいですか?』だったり
『今日は頭痛がひどいので○時には帰らせてください』だったり。
完全に休むことはできなくても、小さく休めるようにはお願いしました。
『全部自分が頑張る』じゃ、潰れるに決まってる。
他人のお願いを聞いたのなら、雇用形態がどうであれ自分だってお願いしてもいいはず。それが人間関係というもの。
よくよく考えれば当たり前なんだろうけど、そのあたり前が全然できてなかったんだよね。
心が悲鳴をあげてるのに、さらに追い詰めるようなことは もうしないであげたい。
もっと自分の心に優しく生きていこう。
・・・はい。以上が、『もうダメそう状態』の私がなんとか気力を取り戻した方法です。
まとめると『食べる!一人で悩まない!人に頼る!』です。シンプルなようで、人によってはすごく難しいこと。
これらを力まず、自然とできるように訓練していく必要があるな(笑)
ちゃんと胸に刻んで、これからも実践していきたいと思います。
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