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小さな我慢をやめる練習
『小さな我慢』
それは、知らず知らずのうちにしているものだと思う。
例えば、『スタンプGETのために 友達登録したLINEアカウントからの通知を消す作業』だったり。
『もう対してハマってもいないのに、惰性で続けてログインボーナスだけもらうアプリゲーム』だったり。
そういう、普段は『我慢』だなんて 意識していないような『小さな作業』。
これをたくさんしてしまってるな。って思う。
でも一度気づいてしまえば、この『作業』だって『我慢の一種』だよな。って思う。
不要なアカウントからの通知は、ブロックしてしまえば、確認の作業はなくなるし。
もう楽しめていないなら、やる必要ないよね。って割り切って、ゲームを辞めることも自由。
・・・なのに、なぜか続けている。
やめてしまえば、知らず知らずのうちに溜まっていた、『小さなストレス』が消えて。割いていた小さな時間たちが増えて。
『今』の私が必要としている時間に、あてることが出来る。
実際にね、やってみたんですよ。
もう必要のないLINEアカウントをブロックして。
必要ないけど、いつのまにか届くメールマガジンを配信停止にして。
ログインだけしていたアプリゲームを、開かないようにしてみた。
ーーそしたら、びっくりするくらい、気持ちが軽くなって。
本当に小さなことだけど、こういう小さな小さな我慢を積み重ねて・・・
大きな我慢をしてしまっていたんだなって、やっとわかった。
『いつのまにか、これが当たり前の日常だから。なんてやってることが、実は我慢だった。』
最近、そうやって気づくことが多すぎる。
だから私は、毎日なんか、生きづらいし。
なんか適当に生きている人間が許せないし。
いつもなんか、焦ってイライラして、余裕がない。
そんな状況は、誰かのせいではなく。
実は自分自身が、無意識に選んで作っていた。
怖いね。無意識って。
怖いね。慣れって。
もう我慢なんてしない!!なんて決意をしても。
それを自分が『我慢』と認識できていないなら、結局『がまん、がまん』な人生を送ってしまう。
だから、自分の心の動きに、もっと敏感になったほうがいいのだろう。
はぁ、面倒だな。
はぁ、やりたくないな。
そう思うことを、見逃さないようにしたい。
『・・・それって、本当にやらなきゃいけないこと?』
そうやって考えてみたら、『あれ?やらなくても。いいのでは?』ってことが。意外とたくさんある。
小さな、ちいさな、ガマン探し。
自分でも思っていなかったような我慢を発見したとき。
目からウロコな気分になっています。
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