マガジンのカバー画像

ひらくデザインリサーチ

15
株式会社コンセントでは、自分の興味や関心をベースに問いを立ち上げ、探索するための「ひらくデザインリサーチ」というプログラムを実施し、「土着」「工夫」「余裕」という3つのテーマに分…
運営しているクリエイター

#フィールドワーク

なぜ、デザインリサーチをひらくのか?

コンセントでは、2023年度から「ひらくデザインリサーチ」という活動を実施しています。有志メンバーが集まり、自分の興味や関心をベースに問いを立ち上げ、探索するためのデザインリサーチプログラムで、「土着」「工夫」「余裕」という3つのテーマに分かれて活動しています。 マガジンで随時各メンバーの活動内容を発信していきますが、本記事では、全体のイントロダクションとして、そもそもなぜこの活動をしているのか?「デザインリサーチをひらく」とは具体的にどういうことなのか、簡単に解説したいと

土着的なコ・デザイン-人間とモノのアッサンブラージュ〈後編〉

コンセントでは、2023年度から「ひらくデザインリサーチ」という活動を実施している。有志メンバーが集まり、自分の興味や関心をベースに問いを立ち上げ、探索するためのデザインリサーチプログラムで、「土着」「工夫」「余裕」という3つのテーマに分かれて活動している。 この記事では、前編に引き続き、「土着的なコ・デザイン」に関するフィールドワークの内容を紹介する。 いざ、会津へさて、前置きがだいぶ長くなってしまったが、改めて今回のリサーチにおける私の「問い」をまとめると、大きく下記2

土着的なコ・デザイン-人間とモノのアッサンブラージュ〈前編〉

コンセントでは、2023年度から「ひらくデザインリサーチ」という活動を実施している。有志メンバーが集まり、自分の興味や関心をベースに問いを立ち上げ、探索するためのデザインリサーチプログラムで、「土着」「工夫」「余裕」という3つのテーマに分かれて活動している。 土着チームは、「土着的なコ・デザインのエコシステムを複眼的に捉える」というテーマで、会津でのフィールドワークを実施した。調査にあたっては、「複眼的」という名の通り、メンバーそれぞれが事前に独自の「問い」を立て、それぞれ

「あっ」というフィールドワークをやってみた

あっ何かを発見したり、 思い出した時に、 無意識のうちに発する言葉。 この「あっ」という言葉に注目し、フィールドワークをやってみました。 「あっ」というフィールドワークのコンセプトは、強制的に「あっ」と発することで、新たな発見をつくり出すというものです。 本来は、なにか発見があった時に「あっ」と言うわけですが、先に「あっ」と発することで、無意識の発見を意識化し、言語化に取り組む。それが、『「あっ」というフィールドワーク』です。 「あっ」というフィールドワークの実践この