3人以上の会話が疲れる ASDの恋愛作法7
最近自分のASD特性について考えていて、思い違いをしていることにいろいろぶつかった。
苦手なことを勘違いしていたのだ。
○仕事中の雑談(私語)が疲れる
これは以前からかなり感じてきたことであったが、正確ではなかった!
正確には
○3人以上の会話が疲れる
だった!
単調な仕事では雑談したくもなる。
一対一で雑談する分にはいいのだ(ただし喋りながらやると仕事の精度が落ちるので、ほどほどが大事)。
「雑談」自体は苦手ではない。
好奇心旺盛で多趣味だから話題の引き出しはまあまあ多い。
「3人以上の会話」が疲れるのだ。
せいぜい10分が楽しめる限界。
私はグループでつるんで遊んでたのは小学校まで。
中学から1対1の付き合いばかりになった。
グループで遊ばないからスキー合宿の班にも漏れた(友達は数人いたが、みな個別の付き合いだった)。
1対1の会話が好きなのは、自分が興味をもてる相手の話題を深掘りできること。
インタビュアー気質なので、相手が好きなことや詳しいことをいろいろ質問してみたいという欲求がある。
3人以上の会話の疲れる点。
○会話のペースが速い。自分のペースが乱される。
○喋ってる相手の目線や表情が気になる(自分以外の相手の方をよく見てるな、とか、相手に向ける表情の違いとか)
○トイレに出かけたときに噂話をされてる気になる(良い噂話でも気にはなる)
○二人が話してるときに参加するタイミングに迷う。
二人だけでも会話が回ってるなら無理に参加しなくていいかという気になる。
このように2人から3人になるだけで気にすることがやたらと増えるので、楽しさどころか煩わしさが増えるだけ。
大勢でワイワイしたいとも思わない。
1対1なら尖った意見を言ったりもできるが、大人数だとそれもできない。
無難なことしか言えない。
なーんだ、私は3人以上で話すのが好きじゃないんだとようやくわかってきた。
会話が深まらず最大公約数的になるから、話自体の面白みにも欠ける。
最近私は「HSP(繊細さん)のASD」ではないかと感じてきてるので、一般的なASDの人とは悩み方が違うかもしれない。
ASDの人はとりとめのない雑談や中身のない会話が苦手、と書いてあった。
何かしら目的や意義のある会話を好むらしい。
私の場合は2人なら全然中身のない会話でもいいのだが(楽しければ)、3人以上になるときつい。
会話の種類じゃなくて人数が問題だったんですね。
自己分析ってわかってるようでわかってないです。