ご褒美で子供に動かすことはよくないのか?報酬設定の3つのパターン
ABA(応用行動分析)では、報酬設定して適切な行動を教える指導方法があります。
例えば、
▶︎決められた行動をするとカレンダーにシールを貼っていく(トークンエコノミー)
▶︎学級全員でルールを守れたらビー玉を渡していくビー玉貯金
▶︎適切な行動にお小遣いを設定する
▶︎運動会で頑張ったらレストランで美味しいものを食べる
▶︎テストで点数が取れたらおもちゃを買う
などです。
このような指導は発達障害者支援ではよく行われますが、一方で心理学的には、「ご褒美がないとやらない子になる」と批判も多いです。
保護者から「ご褒美を使うと、ご褒美がないと動かない子になりそうで不安です」と相談をされる支援者も多いと思います。
このような意見に対して、どう考えていけば良いでしょうか?
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