見出し画像

書字障害の子どもに、タイピングは何歳から教えればいいですか?〜3つのポイントから考える〜

近年、特別支援の考え方が広まり、通常学級の子どもにも合理的配慮が入ることが増えてきました。特に、タブレット端末の配備で書字が苦手な子もタブレット入力が認められやすくなりました。

それに伴い、「うちの子は書字障害があり、タイピングを教えていきたいのですが、何歳から教えればいいですか?」という質問をいただくことが増えました。

タブレットが使えるとはいえ、学校教育や入試などでは、鉛筆での手書きが主流です。そのため、

  • タイピング、フリック入力に慣れると手書きを一切止めるのではないか?

  • 将来、入試で苦労するかも?

など不安もあり、迷ってしまう保護者が多いようです。

今回は、「書字障害の子どもに、何歳からタイピングを教え始めると良いか?」という疑問に3つのポイントから解説していきたいと思います。

(続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可能になります)

ここから先は

2,409字 / 4画像
このマガジンでは、月に20本の投稿を行います。また、根拠ある発信を心がけていますので、記事で紹介されている引用論文や参考ページも全て掲載しています。エビデンスベースの教育・支援を目指す方はぜひご登録ください!

このマガジンでは、エビデンスベースの支援実践、最新の論文情報、アセスメントの解釈、現場の先生・職員からいただくお悩みなど、発達支援に関わる…