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3種類のこだわり行動とその支援方法とは?

DSM-5は、ASDの主症状の1つとして、こだわり行動が定義されています。(1)

しかし、有名であるにも関わらず、そもそもなぜ、「こだわり行動が起きるのか?」というメカニズムは、実はあまり研究が進んでいません。これは、ASDの困りごとが、主に社会性の問題に集まってしまうからではないかと言われています。

そのため、「こだわり行動の解明はまだ 始まったばかり」と表現されることもあります。(Leekam,2011)(2)

そのような現状ですが、脳機能を調べる機械の発達などもあり、様々な仮説が出てきました。今回は、こだわり行動の背景と考えられる3つのパターンと、それぞれの対応方法について、紹介していきます。

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