自閉スペクトラム症のパーソナルスペースの特徴から支援を考える
お正月に、伊達巻を2つ出されて、「どちらが美味しい?」と聞かれたので、食べると、違いがわからなかったので、「同じくらいかな?」と答えたら、「なぜ頭は大卒なのに、舌は中卒なの?」と言われた前田です。
#私の舌は中卒です
自閉スペクトラム症(以下ASD)や社会性の課題がある子どもは、人との距離感が近すぎる、あるいは遠いことで、トラブルになることがあります。
本来は、日常生活の中で適切な距離感を覚えていきます。
しかし、その人がこれ以上は近づいて欲しくない領域(=パーソナルスペース)には、個人差があるとされており、距離感の指導も子どもの実態に合わせていく必要があります。
また、過去にはASDの人は、パーソナルスペースに特徴があるという研究が多く行われています。
そこで今回は、研究からわかったASDの人のパーソナルスペースの特徴と、その知見を活かした4つの距離感の指導ステップを紹介していきます。
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