✍️④「『種子法廃止』、『農業競争力強化支援法』、『種苗法改正』いわゆる三点セットについての見解」

東京で農薬・化学肥料不使用にて野菜・果樹農家を営む父の「種苗法改正」に関する主張第4弾です♪
例によって長いです。
お題目は表題の通り。
「今回は正直、農業そのものに興味がある方にはつまらないかも(苦笑)」と。
「それでも『今の政権には、とにかくなんでも反対!』という人には是非読んで欲しいけどね(笑)」とも。
今回は、かなり過激な内容。不快な気持ちにさせてしまうかもしれませんので、「やめておこう!」という方は読まないでね(苦笑)
まぁ、父もあたしも現政権には批判的で某政党と某人物の支持者だけどね♫

①種子法廃止(施行済)
https://www.maff.go.jp/j/law/bill/193/attach/pdf/index-13.pdf

②農業競争力強化支援法(施行済)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/sienhou/

③種苗法改正案
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/attach/pdf/shubyoho-6.pdf

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g20109037.htm

まず、上記4つのリンクをよく読んでほしい。
「種苗法改正」に反対する方達は、これらを熟読したうえで尚且つ「怖い!恐ろしい!」と言うのですか?
まぁ「現政府の言うことは信じられない…。」という気持ちは、わかる。でも、政府のやることに対しては、常に是々非々であるべきでしょ?
言ってること全てに100%賛成とか、100%反対とかあり得ないでしょ?
そんなの政治でなく宗教になっちゃうでしょ?
「ちなみに俺はバリバリのカトリック信者だけどね(笑)」と。娘ながら、知ってるよ!オヤジ基本、日曜は仕事休んでミサ行くもんね(苦笑)
「今の政府のやることなすこと全て反対(怒)」は、ちと自分はアレルギー。
俺は支持している人や政党に対して、「それは違うだろ!」と突っ込むよ。それが普通。100%一致なんてあり得ない。限りなく自分の考えに近い、人や政党を支持するだけ。違う?
で本題、いわゆる三点セット。
農家の立場からして、何の問題も無い。むしろ、全て賛成。
なぜ⁉︎
「だって、全て農家を守る為のものだし、日本の農業の為には絶対に必要だから♬」と。
もしも、反対しているプロ農家がいらっしゃるのなら、是非名乗り出て文句言ってきて(逃げずに絡んできて)ほしい。とことん議論しまっしょい!
ただし、農家としての経営規模・売上・経常利益は全てオープンにしてね🎶
それじゃなきゃフェアじゃない。
それを明かしてくれないと、プロ農家かどうか判断できないから。
最近正直、反対している農家さんは、プロ農家(農業だけで生計を立てている)ではないのではないか?という疑問が…。
まぁ、名前とか地域とか家族構成とか何作ってるとかは別にいらんから。特定されない程度で公開してもらってから議論しようね(笑)
さて、またまた脱線したので、再度本題。
反対派の方達の主張は、最終的に「日本の食の安全が脅かされる」ということに行き着いていると思う。
だから、その主張だけに焦点を当てて説明したい。

①種子法廃止
既に法案は成立している。
お題目は「民間の力を活かそう!」ということ。
何が駄目なの⁈
民間が自由に参入して、凌ぎを削って世界に負けない競争力を付けることの。
資本主義を否定⁇
あー、そういうことなら仕方ないね。どうぞ、共産主義の世の中にしてください。俺は絶対に嫌だけどね!
ちなみに、そうして幸せになった国家・国民て存在するの?(誹謗中傷ではない。幸せだって思わされている国や人達はいるかもしれない。でも、それって違うくない⁇)
頑張った人が報われない世の中って何?
俺は耐えられない。
「頑張れない人や、弱者が守られない世界は嫌だ」っていうのなら、まだわかる。
でも、それは社会福祉の問題で、資本主義の世界でも、解決可能。
「まず、その立ち位置に立って議論しませんか?皆、いまだに江戸時代以前のような農家のイメージを持ち過ぎ(苦笑) 今や農家でもベンツやポルシェに乗る人達は普通にいる。ここだけの話、もっと色んな意味で贅沢している人達もいる。皆、勉強不足。あるいは、世間を知らなさ過ぎ(笑)」と。娘ながら、そりゃそうだね♪ 親父の知り合いの農家さんの持っているトラクター1台の値段て、ベンツのCクラス2台買えちゃうんだよって言ってたもんねw( ̄◇ ̄;)w
で、なぜ「『種子法廃止』して、日本の食の安全が脅かされる」の?
「公的機関の技術が民間に流出する!」
それがミスリード。
あくまでも「①民間ノウハウも活用して、品種開発を強力に進める必要がある。しかしながら、都道府県と民間企業の競争条件は対等になっておらず、公的機関の開発品種が大宗を占めている。」→開発力のある民間企業でなく、公的機関が甘い汁を吸っていたんですよ!、「②都道府県による種子開発・供給体制を生かしつつ、民間企業との連携により種子を開発・供給することが必要」→当たり前ですよ!note記事の第1〜2弾で書いた通り、日本の種苗会社は凄いんですよ!という話。
ってか、「日本の食の安全を守りたい!」って農業を国有化するってこと? あるいは昔、カンボジアでポル・ポトが目指した「原始共産制」にするってこと? いやいや、無理でしょ(苦笑) 誰も望まないでしょ(笑)
まぁ、そういう主張なら仕方ないけど、数年前に三宅洋平氏が掲げた「一億万耕」が限界だと思うよ。俺もそれはやるべきだと思う。それを皆で体験してから意見をぶつけ合えばいいんじゃね?
「いや、実はそれじゃあ遅いけどね(笑) それこそ、海外に持ってかれるけどね(苦笑)」と。
勿論、農家の苦労や大切さは皆に知ってもらいたい。
「その立ち位置から、それでも反対するのなら反対してほしい」と。娘ながら、確かにそれは大事♪

②農業競争力強化支援法
既に法案は成立している。
これに関して種苗法改正に関係する部分で言えば、自分が何か主張するより、もう完璧な回答があるので、それを紹介したい。
これです↓
https://note.com/kentakenta12/n/n1361f9b1381c

https://note.com/kentakenta12/n/nf848665f7bfb

健太さん、素晴らしい♪
引用ではなく、読んでほしいのでリンク貼りました。
是非、ご一読を♫
で、なぜ「『農業競争力強化支援法』が成立して、日本の食の安全が脅かされる」の?
「『公的機関の種苗に関する知見の民間事業者への提供を促進』は種苗そのものの権利を渡すことだから危険!」
それがミスリード。
あくまでも「『種苗の生産に関する知見』だから、苗の作り方とか種の取り方の話。また『強制』ではなく、あくまでも『提供の促進』」
「まぁ、『技術力のある民間企業を活かさず、利権に群がる人達だけで甘い汁を吸ってきた人達をそのまま生かしたいなら勝手にどうぞ(笑) また、資本主義を否定すらなら、ご自由にどうぞ(苦笑)』としか俺は言えない」と。娘ながら、超納得♬

③種苗法改正案
もう、第3弾まで発表しているので、それを読んでいただければ、ご理解頂けるかと。できないのなら、是非ご質問ください。農繁期なので時間はかかりますが、必ず疑問には回答します。
で、なぜ「『種苗法改正案』が成立して、日本の食の安全が脅かされる」の?
「民間企業が寡占する可能性があるから!」
それがミスリード。
あくまでも、「開発品種の権利を護るため」だから。
散々、書いてきたけれど「一社寡占」とかあり得ないから(笑)
「議論は必要。ただ、どうしてもスピードが大切な法案もある。不要不急だからとか、火事場泥棒とかでは断じてない。農業の現場からは急務な話。だから、反対している農家さん、立場をフルオープンにして議論しましょ♪」と。娘ながら、はよ、そう言ってくれりゃ良かったのに! あたしにゃ、もう代筆(noteまとめ)は無理だからね( *`ω´)
「あっ! 最後に、『農業の国有化』及び『原始共産制』を目指している方とは、おそらく議論にならないかなぁ…。思想の問題だからね」とも。

参考資料
・三宅洋平「一億万耕」
https://youtu.be/77noF5sTkjs

・ポルポト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%88

・原始共産制(原始共産主義)
http://kisoken.org/webjiten/genshikyosansei.html

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました♫
父に代わって御礼申し上げます。
「あくまでも、皆様のご参考になれば」とのことです。


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