【BeatBoxer向け】個性とスタイルのお話 #8
皆様、お疲れ様でございます!
KOHでございます🙌🏻
夏真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか?
私は、声帯炎になってしまい、
人生初めてレベルで声が出なくなっております笑
しばらくBeatBoxはできなそうです😅
てへぺろ
さて、今回は…
BeatBoxプレイヤーなら、誰しもが考えることのある「個性」と「スタイル」について書いていきたいと思います👍🏻
かなり私の主観が強い内容となっておりますので、予めご了承の上、ご覧くださいまし🙇🏻
それではいってみよ〜🧞♂️
◾️はじめに
はじめに、このnoteを書こうと思ったきっかけについて書きたいと思います🤔
最近、BeatBoxのプレイヤー人口も増え、特に若いBeatBoxerの方たちと話していてよく出てくる単語があります。
それが「スタイル」です。
「〇〇さんのスタイル好きです!」
「〇〇さんのスタイルを目指している」
のようなものもあれば…
「どうやったら自分のスタイルを確立できるのか」
「自分のスタイルがわからない」
といった悩み寄りな内容もよく耳にします👂
そこで、割と自分自身の「スタイル」にこだわりのある私KOHが考える「スタイル」に関する内容を書いていこう!と思ったわけです😏
まぁ一概に「スタイル」の話!といっても様々な要素があるので…
今回はそもそもの、
《BeatBoxにおける「スタイル」の考え方》
について書いていこうと思います✍️
あくまでも私KOHの個人的な考え方にはなりますが、少しでも参考になる点があれば嬉しいなと思います🙌🏻
(前振りが長くなりましたが、いよいよ本題です)
◾️「個性」と「スタイル」
まず、「スタイル」について話す前に、「個性」との関係性を説明しておきたいです。
最近、多くのBeatBoxerと話している時や、SNSの投稿を見ていると…
「個性」=「スタイル」
と捉えている方をよく見かけます🫣
正直に言うと、これは間違っていると私は感じています。
ではどう違うのか…🤔
▼個性とは?
BeatBoxにおける「個性」は絵で言うと、絵の具の様なものであると考えています。
その人が出すこと(使うこと)のできる色のイメージです。
つまり…
その人が出すことのできるサウンドや音程、音量、作り上げる雰囲気、性格や人柄、全てがその人の個性(色)になると思ってます。
同じ技でも、人によって必ず違いがありますし、性格や好みによって、生み出す雰囲気も様々です。
同じ「青」という色の中に、水色や濃い青などがあるのと同じです。
▼スタイルとは?
一方、BeatBoxにおける「スタイル」は、
前記で説明をした「個性(色)」を使って、
その人が描くことのできる、もしくは描きたいと思う「絵」における表現の方向性だと考えています。
細かでカラフルな絵を描きたい人もいれば、一色で描く繊細なものを描きたい人や、ムンクの叫びの様な独特の世界観の絵を描きたい人などなど。
人によって目指す表現の方向性って違いますよね。
この表現の方向性に、その人が持つ個性を掛け合わせることで、その人特有の「スタイル」が出来上がると考えています。
個性 × 表現したいもの = スタイル
みたいな感じですかね。
表現をしたいものがあっても、表現をするのに必要な個性がなければ、スタイルに繋げることは難しいですし…
逆に個性があっても、それを使った表現を定めないと、ただの色になってしまう…。
なかなか難しいですが、これが私の中での「スタイル」の考え方です🤓
ただ、この「スタイル」を目指していく上で、注意しなければいけない点があります。
それは、「色」である「個性」それぞれは、適切な使い方をしなければいけないということです🥸
例えるならば…
様々な色がカラフルに輝く景色を描こうと思った時に、
白と黒の絵の具だけで描いた絵では、元となる景色の良さを最大限表現することは難しいですよね。
逆に、白黒の絵だからこそ映える絵もあると思います。
こんな感じで…
1つの個性は、全ての表現に適用できるわけではないため、自分の個性(色)が持つ性質や特徴などをしっかり理解した上で、その個性に合った表現に繋げる必要があります。
ここが難しいんですよね😅
さらに話を広げますが…
・自分にはどんな色の個性があるのか
・自分の持っている個性はどのような表現に使えるのか
この2つって、客観的な意見を吸収することで初めて見えてくるものだとも考えています。
正直、自分自身だけで上記2つを理解できる人はかなり少ないと思います。
大半の人は、内に秘めているテクニックや使い方、人柄から出る雰囲気などを、自分自身で気付けない場合が多いんです。
例えば、日本のトッププレーヤーであるSARUKANIのRUSY君でさえもそうだったようです。
RUSY君が以前、とある配信(インスタライブだったかな?)にて…
彼の代名詞でもあるレーザー音について、
初め、自分自身では「誰でもできるような技」だと思っていたが、チームメイトのKoheyくんに「その技ヤバいよ!」と言われて、凄い技であったと気付いた。
という話をしていました。
(RUSYくんの後で恐縮ですが…😅)
ちなみに、私KOHの代名詞でもある鼻抜けの音も、他人から感想をもとに、私特有の良さや強みがあることを知りました。
例として挙げたのが技に関するお話ばかりだったのですが、
普段、友人から言われる自分の性格や印象をもとに、奏でる表現の方向性を模索していくのもありだと思います。
普段から人を笑わせることが好きで、他人からも「明るい人」と思われている場合には、楽しい感じや笑いを生む感じのBeatBoxをしてもいいと思いますし…
(ちなみにKOHはこの方向性ですw)
普段「クールな印象」と言われる人であれば、
落ち着きのあるクールでかっこいい方向性やや、ダークな感じの方向性を目指すといいかも知れません。
このように他人からの意見を得た上で、自分自身を知ることで、
個性はもちろん、その個性を使って生み出すべき表現の方向性や、自分に合ったスタイルが見えるようになってくると思います。
もちろん、他人のスタイルを参考にすることもいいと思います。
私も様々なBeatBoxerのスタイルや個性を参考にします。
ただ、あなたにはあなたの、私には私にぴったりなスタイルが必ずあります。
そのため、他人のスタイルを参考とする場合は、
最終的には「コピー」ではなく、あくまでも「参考」でどどめること。
どのようにして自分のスタイルに落とし込んでいくかが重要だと思っています。
人は、皆必ず違いがあるからこそ、その違いを強みとして活かすべきです。
ヒューマンビートボックスの「ヒューマン」の部分ですよね。
ということでだいぶ話が広がっちゃいましたが、まとめますと…
・個性は、その人が出せる色であり、スタイルはその個性を使って描くことができる表現の方向性をもとに描いた絵であること。
・自分自身の個性および自分に合う表現の方向性を知るためには、他人からの自分に関する客観的な情報をもとに分析し理解することが近道であること。
ということをお伝えしたかったです。
私が伝えたかったこと、伝わりましたかね…?笑
そんな感じですw
◾️最後に
今回話した「個性」だったり「スタイル」って、その人が生きてきた過去の経験や、周りからの刺激によって、形が変わったり、種類が増えていったりするものだと思うんです。
だからこそ、その時々の自分がもつ個性を使ってスタイルに反映させて、今しか表現ができないBeatBoxをしていくのも楽しみの1つだと思っています。
私はそんな感じで今後もBeatBoxをやっていきたいです😁
スタイルを確立している人のBeatBoxって本当に魅力的ですよね。
私も常日頃、自分と向き合ってどんなBeatBoxができるのか、やりたいのかを考えています。
ぜひ皆さんのスタイルや自分に対する考察やこだわりなどなど、機会があったら聞かせてください!
はいっ!
ってことで今回は以上です!
今後もBeatBox頑張ってきましょー!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました🙇
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