家事と休日
家事について私がどう考えているか書いたら色々と意見が出た。それで、私が家事をどう考えているのか纏めておく。なおこの話に相方は登場するが、そのことと「家事について私がどう考えているか」は無関係だ。
一言で言えば、私は家事に無関心だ。掃除は一年に1,2回、埃が目立つところだけ掃除機を掛ければ良い。これは乾燥機で良いがこれは生地が傷むから干さないとだめ、なんていう価値観を私は持たない。我が家の料理の写真を載せると奥様方から「素敵な食器」というコメントが付くが、私は食器を喰うわけじゃないんだから食器なんかレンチン出来れば何でも良いと考える。
私はそういう人間だから、日曜日の朝6時から相方が食器をバシャバシャ、掃除機ガーガー、洗濯機バタバタとやられると、
「ひたすら迷惑」
である。せめて日曜の朝ぐらい、静かに寝かせてくれないのか。日曜日の朝、奴の家事の音がうるさくて目が覚めるのが、私は癪で仕方が無い。
相方は、「日曜日ぐらいしか家のことをする時間がないから仕方が無い」と主張する。しかし私はあいつが「やるべきだ」と考える「家のこと」について一切「無用だ」と看做しているから、何故あいつが日曜の朝6時から起きて食器バシャバシャ、掃除機ガーガー、洗濯機ガラガラで私を起こすのか、実に憤然に耐えない。しかも、そうやってせっかく休みの日曜日、自分の勝手で早朝から家事をやりまくり、「休むときがない」と言って日々焦燥していく彼について、私は何ら同情の感が起きない。仮に私も「家事は大事だ」と思っていれば彼に同情したかもしれないが、私にとって家事は一切、どうでも良いことなのだ。ゴキブリが出たらシュッとやれば良いのだ。だからせっかく休みの日曜日、早朝から家事に時間を費やして「休めない」と主張する人間に、経営者として配慮しようと言う気は起きない。あんたの勝手だから、としか思わない。
相方は、「休みの日にしか出来ないことがある」と主張するが、私は「休みの日にしか出来ない最も重要なことは、休むことだ」と考えている。