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大菅温泉と滝と竪破山②
こんにちはこぐまです。
年始の一人旅、その②です。
とても居心地のよかった大菅温泉元湯旅館を後にして、
ノープランでGoogleMapを見ました。
するとすぐそばに滝があるらしいとのこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1673169464742-GTf82HaDG1.png?width=1200)
雄滝、雌滝ということは2つの滝があるのでしょう。
よし行ってみようと思い、発車しました。
国道349線を少しだけ北上し、右折して小道を進みます。とても天気の良い朝でしたが、右も左も森で光がなかなか届かない小道でした。
しばらく行くと、道が開けて看板と駐車場がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1673169672556-JANb85Pujm.png?width=1200)
拠点となるようです。きれいなトイレもありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1673169845506-JXnNcuGaLa.png?width=1200)
車を止めて、案内板に従ってさらに道を進みます。
しばらく行くと、滝の音が聞こえてきました。
遊歩道のスタートらしいです。進んでいきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1673169942654-YDsnRbQ2U7.png?width=1200)
特に大きな起伏もなく、歩きやすかったです。
光が差し込んだとてもきれいな川。とても神秘的でした。
滝の音がだんだん大きくなっていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1673170004517-GfZ7Iyto01.png?width=1200)
少し進むと、川を超える木製の橋と東屋が見えてきました。
どうやらここが雄滝のようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673170177114-gCvnVn9BTB.png?width=1200)
滝の近くまで行けるので臨場感はあります。
水が本当にきれいでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1673170232147-cpVSVfBLip.png?width=1200)
さらに進むと、雌滝の東屋が見えてきました。
しかし、肝心の雌滝がイマイチわからず・・これであってるのかな?
![](https://assets.st-note.com/img/1673170328027-glYWTApJb3.png?width=1200)
イマイチわかりませんでした。
滝の音はしていました。
遊歩道はさらに奥へと続いていたようですが、光が入らずとても寒くなってきたので、これ以上進むのはやめました。
所要時間は40分くらいだったかと思います。
ちなみにここでは誰一人出会いませんでした(笑)
いったん駐車場にもどって、先ほどの小道をさらに車で進んでいきます。
途中で県道に合流し、さらに進んでいきます。
するとこんな看板が。
![](https://assets.st-note.com/img/1673170785086-fcUXx4GTV5.png?width=1200)
入口とありました。
そういえば、初詣していないなと思って、進んでみました。
比較的大きな車幅の道路が続き、しばらくいくと、集落みたいなものが見えてきました。そこで案内図がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1673170912223-WoWmTriuAI.png?width=1200)
なるほど、黒前神社というのは、山の上にあるんだね。
山の名前は「竪破山」。この読みは後で知ったのですが、
「たつわれざん」と呼ぶらしいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673174103880-uY3qvqvJo8.png?width=1200)
緑の道の始まりで黒前神社の看板があって、
そこから車で進んでいく。
一の鳥居から二の鳥居までは砂利道となる。
頂上まで40分とあったので、せっかくだし、まあ行ってみようかなと思い、
車を進めました。
最初車幅の広かった道が、どんどん狭くなってきて・・(笑)
しまいには、砂利道になったところで、鳥居が見えてきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1673171176716-B4NsquYhwl.png?width=1200)
その砂利道を500mほど進むと駐車場があり、そこは少し開けていました。
ちなみに、先ほどの案内板からここまで対向車には一度も出会いませんでしたが、ここには2台の車が止まっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1673171299125-leqXa3ZeDc.png?width=1200)
ここまで来るには車幅の狭い砂利道を進んでこないといけないです。
舗装されると嬉しいですね!
この近くに二の鳥居があり、そこから頂上へ向かって登山道を歩いていきます。
この登山道も本当に神秘的で、木々の高層マンションの中にいるよう!!
上を見上げて撮ったこの写真はとてもお気に入りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673171750561-vpTnwLyE3t.png?width=1200)
静寂の中に響く、何とも言えない音でした。
しばらく進むと、大きな石が見えてきました!
うおっ!!デカい!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1673171977258-lJ7sN7gHKW.png?width=1200)
横8m!!
どうやらこの山には、このような大きな石がたくさんあるようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673172033519-JkoI1fDZPu.png?width=1200)
これも大きいです!
![](https://assets.st-note.com/img/1673172106078-WsitVF9YeX.png?width=1200)
巨石がごろごろしているのがわかります。
とても面白い光景です。
ちなみに石の説明の中に、「八幡太郎義家」という名前が出てきます。
歴史はあまり詳しくないので、Wikipediaの知識になりますが、鎌倉幕府、室町幕府を気づいた源頼朝や足利尊氏の祖先にあたるらしいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673172560926-LXgcF01GB4.png?width=1200)
そして、なかでも大きな伝説らしいのが、その義家が
神から剣を授かり、真っ二つに割ったという巨大な石、「太刀割石」です。
登山道を進んでいくと、その石が見えてきました。
思わず、うわっ!と声をあげてしまうくらいの大きさ。
![](https://assets.st-note.com/img/1673172683199-6f4PX1kve5.png?width=1200)
信じられない大きな石が、
綺麗にスパッと切れている(笑)
いや~これが本当に人の力によるものならすごすぎる・・
自然の力だとしてもすごい。いいもの見せていただきました!
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![](https://assets.st-note.com/img/1673172884801-UxDxQabXee.png?width=1200)
めちゃデカい。
「太刀割石」を後にして、登山道を進みます。
(ちょっと戻る感じになります。)
そしてようやく、黒前神社にたどり着きました。
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係りの方は特にいらっしゃいませんでした。
登山道登り始めてからここにくるまで誰一人出会いませんでしたが、
ここで初めて参拝されている方々に出会いました。
参拝を終え、帰られるようでした。
この神社のある場所から、さらに頂上に向かって石の階段があります。
これが結構きつい・・(笑)
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そしてその先には、らせん階段でできた展望台が。
(ここまでどうやってこの資材運んでくるんだろう・・すごいなあと)
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そして、展望台からの爽快な眺め!
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![](https://assets.st-note.com/img/1673173634732-S0eDs51jHB.png?width=1200)
天気も良くて本当に最高だったのですが、
何よりすごいなあと思うのは、今この瞬間、
半径数百メートル以内に自分以外誰もいないんだなあという実感ですね。
この最高の景色をタダで専有することができるなんて・・。
昨年夏に千葉の南房総で見つけた黒滝もそうですが、こういう穴場的なところ、大好きです。これからも見つけていきたいと思います。
登山道はとても静かなのですが、ときおり、ザザッ、ガサッという足音のような音が聞こえます。動物なのかな?とよくよく音の元を探してみると、
なんと笹の葉が擦れ合う音でした。普段はなかなか気づけない(気づこうともしない)音を知ることもできる、とても素敵な登山道でした。
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展望台直前の石の階段以外は、全然きつくないので、子供でも全然登れると思います。
砂利道だけは、対向車来たら大変かもしれないけれど、一応待避所みたいなのも一定間隔ごとにあるので、気軽に行ける静かな場所としてぜひぜひ!
読んでくださってありがとうございました!