埼玉未来大学でアドラー心理学の講義をやってみて〜高齢者心理学
2022年6月24日(金)
先週で、埼玉未来大学から依頼されたアドラー心理学の講義(90分)が終了しました。参加者数は、川越会場では100人超、熊谷、川口、春日部では30-40人くらいでした。それぞれの会場で1回限りの講義でしたので、アドラー心理学のほんのさわりを話しただけです。それでも反応は十分にありました。
聞いてみると、アドラー心理学はそれほど知られていません。『嫌われる勇気』もアドラー心理学も、「知っている」という人は全体の1割以下でした。これはちょっと意外でした。これまでに一般的な講演をしたときは、半分以上の人が知っていると答えるのが普通でしたので。まあ、知っているから講演を聞きにきたということもありますけど。
今回は、埼玉未来大学の枠の中ではアドラー心理学の認知度がそれくらいのものであることがわかりました。ということは、一般的な60〜80代の人たちのアドラーの認知度はそれくらいなのでしょう。
とすれば、このような機会では、心理学全般を講じたほうがいいのかもしれないと思いました。あるいは、「人生の最終コーナーの心理学」のように特化したものでもいいかもしれません。そう思って検索してみると、「老年心理学」や「高齢者心理学」という本はけっこうたくさん出ていますね。ちょっと読んでみようかなと思います。
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