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【アドラー教科書】(14) 共同体感覚を育てる
2024年7月16日(火)
火曜日は『アドラー心理学の教科書』の記事を連載しています。ここまでの内容は次のとおりです。 ----
1. 導入:よく生きるための科学
1.1 アドラー心理学はどういう科学か
(1) 生きることを全体として捉えるための科学
(2) 個人全体として動いている
(3) 「勇気」を持って行動している
(4) 「勇気」についての質疑応答
(5) 「所属」を求めている
(6) 「所属」についての質疑応答
1.1 アドラー心理学はどういう科学か
(7) 共同体感覚を育てる
「共同体感覚 Gemeinschaftsgefühl(独)social interest(英)」はアドラー心理学の最も重要な概念です。同時にこれはアドラー心理学の思想です。なぜこれが思想かというと、「人類は共同体感覚を目指すべきである」という主張をアドラー心理学がしているからです。これをアドラー心理学の根幹として残すかどうかについてアドラーは考え、残すことを決断しました。しかし、それでアドラーの当時の支持者の半分がアドラーのもとを去ったと言われています。
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