ゲームの道具を授業で使う。それとなくゲーム化する。
火曜日は「教えること/研究すること」のトピックで書いています。
ゲームには色々な小道具が使われます。たとえばサイコロはその代表的な道具です。こうした小道具を授業や研修で使うことによって、それとなくゲーム化することができます。その効果として授業や研修を何が起こるかワクワクするようなものに変えることができます。
授業や研修で広く使えるゲームの道具には以下のようなものがあります。
・サイコロ
・くじ引き
・5x3カード
・ポーカーチップ
サイコロはコースに偶然性を持ち込むための道具です。たとえばグループがたくさんある中で1つ選んで発表してもらうときなどに使います。便利なのは10面体のサイコロです。また20面体のサイコロがあれば20グループまで対応できます。21グループ以上の場合は、10面体のサイコロを2つ使って、それぞれ一の位、十の位とすればいいでしょう。
参加者の誰かを当てて、意見を聞く場合もサイコロを振ります。手を上げてもらう必要はありません。時間の無駄ですし、先生も誰を当てるか考えなくてはなりません。無駄です。サイコロを振って当てれば、完全に偶然です。当てられた人も偶然に従って発言してくれます。
偶然性を教室に持ち込むのは公平性のためです。同時にワクワクした感じがあります。最初の席を決めるのも、くじ引きにしておけばいいのです。くじを引くときになんとなくワクワクします。
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