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【研究】「アドラーはなぜ民主主義が嫌いだったか」

金曜日は研究の話題で書いています。

2025年1月17日(金)

アドラー心理学にもとづく育児では「民主的な」育児の方法が提案されます。これは、独裁的な(権威主義的な)育児でもなく、放任的な育児でもない第3の方法として考えられているものです。しかし、アドラー自身は、民主主義(democracy=民主制)という用語をほとんど使いませんでした。

それはなぜだったのかを解き明かしたのが次の論文です。

野田俊作(2010)
アドラーはなぜ民主主義が嫌いだったか
アドレリアン 第 24巻第1号(通巻第 63号) 2010年 10月

https://japan-adler.org/wp/wp-content/uploads/database/063_01_noda.pdf

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