【お題拝借】ベイトソンの学習3/オープンカレッジ後に学習を続けるには
2017年2月20日
(月曜日はアドラー心理学のトピックで書いているのですが、今日は「お題拝借」で書きます)
今回は「お題」を2ついただいております。
ベイトソン自身の『精神の生態学』を読むのがいいと思います。分厚い本ですが、どこを読んでもワクワクさせてくれるでしょう。
ベイトソンの学習1〜3を運動の比喩で言えば、学習1は「等速度運動」、学習2は「加速度運動」、学習3は「加加速度運動」となります。エンゲストロムは、学習1を「条件づけ」、学習2を「その文脈の学習」、学習3を「文脈を乗り移る学習」としていますね。
私が今、仲間と企画を考えているものとして「おとな学部」があります。比較的短期間に特定のトピックについて学び、その証拠としてナノディグリー(小さな学位)を出すというものです。インターネットでビデオ配信をして、オンラインで議論をしながら学習を進めていきます。
これはMOOCs(Massive Open Online Courses, 大規模オープンオンライン講座)に対して、SPOCs(Small Private Online Courses, 小規模プライベートオンライン講座)と呼ばれているeラーニングの形態です。ファシリテーターを入れて小規模な学習コミュニティを形成できるように工夫するところがMOOCsとは違うところです。
もうすぐプランを固めて公表できると思いますので、今しばらくお待ちください。
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