【アドラーオンライン】03 20世紀の心理学と人間性心理学
月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。しばらくアドラーオンラインの内容で書いています。
前回はアドラー心理学の3つの特徴ということで以下の3点を挙げました。
(1) わかりやすく、実用的であること
(2) 人間を中心とした理論であること
(3) 社会運動的な側面を持つこと
今回は「20世紀の心理学と人間性心理学」について書きます。
19世紀の末に心理学は科学として独立して進展していきました。ドイツのライプツィヒ大学に初めて心理学研究室をヴントが開設しました。その1879年が、科学としての心理学のスタートと位置づけられています。それ以前は心を扱う学問は哲学の中の一部分でした。近代科学が成立するとともに心理学もその仲間入りをしようとしたのです。
20世紀に入って、心理学は拡大進展していきます。その大きな流れとして3つあります。第1勢力がフロイトによる精神分析学、第2勢力がワトソンから始まる行動主義心理学、そして第3勢力が人間性心理学です。
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