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#オトナの研究
【連載】オトナの研究(第11回):すでに確立した理論が自分の現場においても適用可能なのかということを検証するところからスタートする。
金曜日は「オトナの研究」のテーマで連載しています。フツウの大人が「研究」のようなことを始めると、オトナの人生は楽しく、意味のあるものになるかもしれません。そんなオトナの研究を始めるための連載です。 前回は、Google Scholar で先行研究の調査をして、関係のありそうな論文を探して、その論文を読むことについて書きました。学術論文には共通の形式がありますので、それを把握していれば、読むのは難しくありません。もし難しく感じるとすれば、それは自分にその知識がないだけの話です
【連載】オトナの研究(第09回):「自分だけが気づいている」という楽しさを一瞬でも味わったら、先行研究の調査に移りましょう。
金曜日は「オトナの研究」のテーマで連載しています。フツウの大人が「研究」のようなことを始めると、オトナの人生は楽しく、意味のあるものになるかもしれません。そんなオトナの研究を始めるための連載です。 前回は、現場/現象をよく観察することによって、そこで働いている重要な要因/変数を見つけることでWhat型の研究がスタートすることを書きました。興味をひくような現場/現象に名前をつけるとそれが研究のトピックになります。 たとえば「メンタルの強さ/弱さ」ということが私たちの日常会話
【連載】オトナの研究(第06回):自分の現場の問題が限定された工夫にとどまるか、社会に還元できる研究になるかの分岐点。
金曜日は「オトナの研究」のテーマで連載しています。フツウの大人が「研究」のようなことを始めると、オトナの人生は楽しく、意味のあるものになるかもしれません。そんなオトナの研究を始めるための連載です。 前回は、自分の現場の中で、問題だと感じているこの問題は、一体どういう問題なのかということを考え、観察していくことによって「What型の研究」を始めることができるということを書きました。 さて、このように現場の中で問題だと感じたことに目をつけることで研究がスタートします。そうする
【連載】オトナの研究(第05回):今自分が問題だと感じているこの問題は、一体どういう問題なのかということを考え、観察していく。
金曜日は「オトナの研究」のテーマで連載しています。前回は、研究の視点を持つと、日々現場で起こっている悩みごとや困ったことが研究のネタとして見えてくるということを書きました。 そして、現場で起きている現象をよく「観察」することです。自分の「こうあるべきだ」という思い込みをできるだけ少なくして、現場の問題を「ありのまま」にラボノートに記録していくことが大事です。 私の場合は教員という仕事をしているので、たとえば「授業でグループワークをしているときに、協力しないで自分のことをし
【連載】オトナの研究(第04回):研究の視点を持つと現場で頭を悩ませるすべてのことが研究のネタとして見えてくる。
金曜日は「オトナの研究」のテーマで連載しています。前回は、「ラボノートを用意しよう」と題して、一冊のノートを用意して、そこに自分の研究トピックに関することをすべて時系列順に記録していこうということを書きました。 今回は「研究の視点を持つと現場で頭を悩ませるすべてのことが研究のネタとして見えてくる」ということを書きたいと思います。 第1回目にこんなことを書きました。大人は必ず自分の「現場」を持っています。現場のリアリティから離れたところで研究を語ってみてもそれは長続きしない