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ちはるのファーストコンタクト(2018年)

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2018年に書かれたマガジン「ちはるのファーストコンタクト」の記事をすべて収録しました。300本以上あります。
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#研修

授業や研修で使うスコアカードを考える。

火曜日は「教えること/研究すること」のトピックで書いています。 先週は、宿題もなく試験もなく成績もつけない授業にするとどうなるかということを書きました。そうすると成績を気にする必要がなくなるので、授業の受け方をハックすることもなくなり、本来自分が知りたい、学びたいと思っていたことに集中できるということです。 しかし、そうは言っても修了証などの証明を出す必要があるかもしれません。そのときはどうするか。一番簡単なのは、出席をとって、そのことを証明することです。しかし、この証明

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ゲームの道具を授業で使う。それとなくゲーム化する。

火曜日は「教えること/研究すること」のトピックで書いています。 ゲームには色々な小道具が使われます。たとえばサイコロはその代表的な道具です。こうした小道具を授業や研修で使うことによって、それとなくゲーム化することができます。その効果として授業や研修を何が起こるかワクワクするようなものに変えることができます。 授業や研修で広く使えるゲームの道具には以下のようなものがあります。 ・サイコロ ・くじ引き ・5x3カード ・ポーカーチップ サイコロはコースに偶然性を持ち込むた

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【本】中村文子、ボブ・パイク『研修デザインハンドブック』:研修を具体的に設計する。

木曜日はお勧めの本を紹介しています。定期購読者が増えるたびに、感謝を込めてその日の記事を全文公開にしています。今回はこの本を取り上げます。 中村文子、ボブ・パイク『研修デザインハンドブック』(日本能率協会マネジメントセンター, 2018) 同じ著者たちによる以下の本は2017年の8月のnote記事で取り上げました。 中村文子、ボブ・パイク『講師・インストラクターハンドブック』(日本能率協会マネジメントセンター, 2017) 今回の『研修デザインハンドブック』は、前著を

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すべての授業、研修、講座、講演でマイクロフォーマットを使う。

火曜日は「教えること/研究すること」のトピックで書いています。定期購読者が増えるたびに、感謝を込めてその日の記事を全文公開にしています。 私の授業や研修、講座、講演、ワークショップなどは、すべてマイクロフォーマット(*文献)という形式を使って組み立てられている。 マイクロフォーマット形式 による授業/研修設計は、基本的に30分を1ユニットとして、以下の要素で構成する。 (1) 15分間のレクチャー (2) 10分間のグループワークや議論 (3) 5分間の全体シェア (4

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