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ちはるのファーストコンタクト(2020年)

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2020年に書かれた「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。週に2本くらいのペースで記事を書いています。月額購読するよりも割安になっています。
次のような話題で記事を書いています。(1) 研究することと独立研究者への道 (2) アドラー心理学…
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#アドラー心理学

(102) 2020年ご愛読ありがとうございました。2020年の全記事インデックス。

2020年12月31日(木) 2020年の「ファーストコンタクト」をご愛読いただきまして、ありがとうございました。下に101本の記事を分類したものを載せました。分類は、大まかに「アドラー心理学→教える・学ぶ→大学教育→オンライン授業・講座・研修→生涯学習→研究する→生活→旅行→note」という順番です。お役立ていただければ幸いです。 2020年のファーストコンタクトの全記事は下記から3,000円で購入することができます。 2020年全記事インデックス・アドラー心理学(0

(088) Zoomによるオンラインワークショップの可能性:アドラー心理学オンラインワークショップの企画

2020年10月31日(土) 『世界一わかりやすい教える技術』の新装発売記念してZoomセミナーを企画しました。11月8日(日)と11月19日(木)の15時に開きます。 このZoomセミナーの反応がわりと良くて、現在30人が申し込みをしてくれています。こういう感じで気軽に研究の入り口に来てくれるといいですね。その何割かは研究の世界に入ってくれそうな気がします。Zoomセミナーはその気軽さがいいのでしょう。 これに気を良くして、今度「アドラー心理学オンラインワークショップ

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(プレゼント22) むしろアドラーは反「自己啓発」だと思うよ。その理由。

2020年10月26日(月) 「ちはるのファーストコンタクト」をお読みいただき、ありがとうございます。購読者が増えるたびにすでに書いた記事をプレゼントしています。 今回のプレゼント記事は、「(069) むしろアドラーは反「自己啓発」だと思うよ。その理由。」です。「自己啓発」運動とは一体なんなのかという社会学の考察を参照しながら、アドラー心理学が反自己啓発であることを主張しています。ではどうぞ。

(083) ポジティブ心理学の起源としてのアドラー心理学[完]

2020年10月13日(火) アドラー心理学はポジティブ心理学の起源と言っていいのではないかという論文があります。今回はこの論文を紹介します(翻訳ではなく、読みやすいように内容の順序なども変えています)。文献リストもこのリンク先から参照できます。 R. E. ワッツ (2015) 「アドラーの個人心理学:ポジティブ心理学の起源」 Richard E. Watts (2015) Adler’s Individual Psychology: The Original Pos

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(082) ポジティブ心理学の起源としてのアドラー心理学

2020年10月9日(金) ポジティブ心理学が広がりを見せています。日本ポジティブ心理学協会のサイトによると、ポジティブ心理学は次のように説明されています。 ポジティブ心理学は、1998年当時、米国心理学会会長であったペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・E・P・セリグマン博士によって発議、創設されました。その後、セリグマン博士と共に発起人として関わった、米国を中心とする第一線の心理学者たちによって分野の方向性が形成され、研究が推進されてきました。 ポジティブ心理

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(プレゼント20) マーク・マンソン『その「決断」がすべてを解決する』の紹介記事2本

「ちはるのファーストコンタクト」をお読みいただき、ありがとうございます。購読者が増えるたびにすでに書いた記事をプレゼントしています。 今回のプレゼント記事は、2019年のマーク・マンソン『その「決断」がすべてを解決する』という本の紹介記事2本です。この本はアドラー心理学との一致点が多くて、かなり感動しました(ですので、2本の紹介記事を書いたのです)。ではどうぞ。 【本】マーク・マンソン『その「決断」がすべてを解決する』:いくつもの点でアドラー心理学に合致する 【本】マー

(076) 修了期限、課題締切のないオンライン講座のコンセプト

2020年9月18日(金) ビデオで学ぶアドラー心理学「アドラーオンライン」を開講しました。このオンライン講座の特徴は、修了期限がないということです。通常、こうした講座では、対面でもオンラインでも、回数と期限が決められています。それをこなすことで「修了」と認定されます。 学校というシステムであれば、これは理にかなっています。発達段階に合わせた知識とスキルを適切な時期に、必要な時間をかけて教えようということだからです(発達段階にも個人差がありますけれども)。 しかし、社会

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(074) アドラー心理学ベース社会情動スキルコース(SEL/AP)の開発

2020年9月11日(金) 9月12, 13日(土・日)は、日本教育工学会の秋季全国大会が開かれます。前回に引き続き、オンラインによる開催です。今回は、 ・大会前からポスターをオンライン掲示 ・任意でプレゼン動画も公開可能 ・当日はZoomでのプレゼンと質疑応答 ・発表前後を通じてGoogle Jamboardを使って非同期の交流や議論ができる など、工夫が凝らされています。とても楽しみです。 私は、コロナ が収まったあとでも、オンライン開催を続けて欲しいと思っていま

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(069) むしろアドラーは反「自己啓発」だと思うよ。その理由。

2020年8月24日(月) 前回の記事「アドラーが「自己啓発の源流」だなんて誰が言っているの?」では、「本当の自分を探す」という意味での自己啓発は、アドラーよりもユングが近いので、「自己啓発の源流」の称号はユングにあげたいと主張しました。 ・後期近代の「自己啓発」とはどんな運動なのかそれにしても「自己啓発」というのは、アドラー、ユングの頃から100年も経ってもなお、流行的なうねりはあるものの、継続しています。しかも、日本だけではなく、世界中で起こっているということなんです

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(065) アドラーオンライン3期を終えて:次の展望

2020年8月9日(日) 先週、アドラーオンラインが終了しました。アドラーオンラインとは、アドラー心理学をビデオで学んでいくコースです。全部で10回で、各回に2週間を割り当ててますので、20週(約4ヶ月)で修了となります。 毎年、春と秋に開講しています。今回はその第3期生となります。そして、初めての試みとして、毎回Zoomによるミーティングを実施しました。それを振り返って書いてみたいと思います。 ・統計から見たアドラーオンライン

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(062) アドラー心理学を実践するにはどうしたらいいですか

オンラインで学ぶアドラー心理学として「アドラーオンライン」という講座を開いています。全10回のビデオとテキスト、さらにはZoomでのミーティング(任意参加)で2週間単位でゆっくり進めていくものです。今シーズンは来週で最終回となります。 ・3期のアドラーオンラインを振り返るアドラーオンラインは今シーズンのものが第3期生となります。これまでに、 ・1期生(2019年3月) 27人 ・2期生(2019年8月) 25人 ・3期生(2020年3月) 29人 の人に受講していただいてい

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(029) アドラー心理学の「勇気づける」とはどういう行動か。

noteのサークルで「ちはる塾サークル」というのをやっています。現在、メンバー39人で、週1回のZoomミーティング(Zoom飲み)をやっています。このミーティングでは毎回メンバーからテーマを募って、それについて語り合っています。 先日のミーティングのテーマは「勇気づけ」でした。アドラー心理学の中でも、勇気づけ (encouragement) は重要な概念でもあり、また魅力的なキーワードです。でも、実際のところ勇気づけというのはどういう行動なのでしょうか。励ますというのとも

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