コメント欄に憧れて
先日、きゆかさんとzoomでおしゃべりしました。デザインからnoteの話まで、気がついたら1時間以上のとても楽しい時間。
そのとき「noteのどんなところが好きですか?」と聞かれたんです。しばし考え「コメント欄です」と答えました。
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noteのUX設計は、シンプルでよくできてるなぁ、といつも思います。スキへのリアクションや通知の仕組み、システムエラーのときに出てくるネコの絵に至るまで心地よいですよね。そのUX設計の中でも、コメント欄がお気に入りの方は多いのではないでしょうか?
作者と初めて交流する場所が、コメント欄。その人に初めて送るコメントはドキドキするもの。自分の投稿に初めてもらったコメントは、忘れられない大切な宝物です。
noteを始めたころ、だれでもスキが多い人気noterに憧れますよね(いまでも憧れてる方はたくさんいます)。それと同じくらい、コメント欄に憧れる方が何人もいます。まだ、自分の投稿に一つもコメントがつかなかった時期、10や20もコメントがつく方の投稿を羨望のまなざしで読んでいました。いつしか、ぼくの投稿もコメントをもらえるようになって、そこからグンっとnoteが楽しくなったんです。ちょうどTwitterとnoteを連携させた、一気にnoteの世界が広がったころです。
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ぼくがnoteのコメント欄で一番スキなのは「他の人のコメントにスキがつけられる」こと。最初、その仕様を見たときにどういうときに使うんだろ?と思いました。でも、すぐ理由が分かりました。「ぐわぁ~、この人いいこと言うなぁ~」 そんなコメントに出会うと、自然と指がハートマークを押しちゃいますよね。
今年、そのコメント欄で心温まるシーンに出会いました。
多くのnoterが集まる、その方のコメント欄はいつも和やか。楽しい雰囲気で溢れてます。ところが、春先にその方が体調を崩してしまいました。コメント欄が応援メッセージで埋まります。もちろん、「コメ返なくていいですよ」と一文が添えられて。
でも、やっぱりその方はコメ返されるんですよ。体調が悪いのに、いつも以上に丁寧な言葉で。
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ある日、とてもしんどそうな投稿があったんです。多分、その投稿を読んだ多くの人が言葉をかけたかったはずです。でも、コメ返の負担はかけたくない。ぼくもそうでした。
コメント欄を見ると、一通だけコメントがあります。たしか「お大事にしてください」というシンプルなコメント。
そのコメントにいくつものスキがついていました。たくさんの言葉にできない想いがスキの上に重なります。見た瞬間に目が潤んで、ぼくもスキを押しました。
自然に一通と書いてましたが、noteのコメント欄はまるで手紙のようです。スキが重ねられたコメントみたいに、言葉がなくても気持ちが伝わるって素敵ですよね。
望美さん、今日のnote読んでくれるかな…?
多分きっと、読んでくれると思うから通知のための記事引用もしませんね。
体調回復を知らせてくれた9月末のnote。ぼくの中で今年のベストnote確定です。あんなに開くときにドキドキして、見た瞬間嬉しさが爆発した投稿はありません。これから寒さが厳しくなります。どうぞご自愛ください。
コメ返いいですからね😊