5月14日国会参議院法務委員会傍聴日記~神回だった!共同親権にしよう!!
9回目の傍聴
午前中に期日がある日だったけど、なんとか集合時間に間に合い合流する
余裕を持って入ると、なんだかいつもより人がいない!
理事会の部屋になんか人が集まっている上、ちょっと長引いている様子?
少し遅れながら13時過ぎに法務委員会スタート
嘉田議員が辞任して清水議員に戻っているというアナウンス
あれ?音喜多さんのはずが?まだ姿が見えない
そのようにして、古庄議員の質疑スタート!
心なしか、質疑上達したんじゃないかな、って!評価するのえらそうになっちゃうのあれだけど
まとめていく感じの質疑で、これまでの質疑・答弁を反映している感じ
会わせない母親に会いたくないと言わされた5歳くらいの幼児の、でも、いざ、父親と再会したときに飛びついたエピソードとか語られて、これが議事録に残る意味合いなんかをしみじみ
合意がないときの共同親権の問題に絞られていっていることがわかる
さて、続きまして、立憲で、同性婚的な話から
同性婚について愛し合う二人を尊重することはよいとして、結婚したふたりに即共同親権にするというのは、それは婚姻に依存した親権のことなので、実はビミョー
もう一歩先に議論する必要はある
どうしても現在の科学技術をもっても同性カップルから生物学的に生殖はまだできないだろうから、同性カップルが一緒に子育てするとはいえ、生物学的な父と母は存在するはずなので、その関係性についてはよく審理する必要があるだろう
多様な家族という意味で否定しなかったのはよい議論
今日は割と穏やかにも、これまで繰り返し追及してきた、急迫の事情というのをもう一押しして確認したり
しかし、必要かつ相当と言ったところで、曖昧さは変わらない
緩いとも限らない
連れ去りってダメなんだな、っていう空気に包まれていく
立憲の質疑を聴いていても、なんだか無難にまとめにいっているのが伝わってきた
もう少しで採決なのかな、と(これは後半さらに確信の発言を得る)
公明党の伊藤議員も、本当に立法に向けて課題となる関連した議論としての子ども手続代理人の活用なんかを丁寧に掘り下げていったり、これまでパフォーマンス的なものに見えていた国会質疑答弁が、本当によい議論をしているというのがよくわかる誠実な展開であった
という流れで登場する維新の音喜多議員!
冒頭では不在だったけど、途中で清水議員が辞任して替わりにいらっしゃってて、いよいよ
時間は限られている
質疑項目で昨夜シェアされていたものを可能な限り挙げてほしい
やや早口にも想うが、誰よりも張りのある声で、どんどん追及していく
連れ去り、追い出し、引き離しの問題に言及するばかりではなく、偽装DV問題からの虚偽DVへの問題の認識があるという答弁まで引き出したり
見事であった
ひととおりのことは触れて、しかも時間厳守で印象もよかったのではないだろうか
私は、この虚偽DVなど飛び交ったときに、福島議員の表情などに注視していた
野次が飛び交うわけでもない
穏やかなものであった
先週の立憲系の質疑のときの方が、なんだか答弁する側もバタバタしている様子も見られた気がするけど、今日は終始穏やかなものだったと思う
国民民主の川合議員もおなじみな感じで、素朴な質問もしてみる具合
養育費算定にあたっての考慮要素の明記化を質疑したはずが、そうではないところの親権者指定の判断基準やら、というところで「明記している認識です」という答弁に、フツーにびっくりした感じを受けていたけど、そういう、まさに、素直に問うて回答を得る自然な流れというのは、機械的な空虚に想える答弁よりずっといい
恐らく、養育費算定にあたって、収入と人数・年齢だけが考慮要素で算定されることの違和感により質疑だったのだろうけど、ここ、実務の現場では、まずは、算定表から算定することと、そこから、学費のことや住居費のことを考慮して修正することが行われるわけで、そういう運用にあることも法に明記するかはともかくたしかに周知してほしいという問題意識はお見事である
無駄に揉めるのは、そういう共通認識が欠けた状態で、受け取る側は高額であればいいし支払う側は少額であればいいという具合に対立してしまうからだろう
よい議論であった
で、共産党もメンバーチェンジで登場の山添さん
けっこう声に張りがない
かなり期待を背負っての登場のはずだけど、「横やり」なるワードが飛び出したときには、苦笑の声も漏れ響いた(主に宗男さんだけど)
そして、与党から木曜日採決の提案があったことがセンセーショナルに発表される!ナイス!!
あんまり迫力なく時間を迎えて交代したら、傍聴席も一挙に減った
きっと支持者と思われる傍聴の方に挨拶に行ったのかなというタイミングで離席していたけど、ちょうど、鈴木宗男議員により、「横やり」発言へのダメ出しに、しかも、法務大臣に質疑して、小泉大臣も「違和感がありました」なんて答弁しちゃって
なんか持ってっちゃった
いつもの話題かと思いきや、環境省のマイクオフ問題への説教タイムのごとく
しっかり謝らせるの、これわざとかもしれないなって感じていたら、案の定、散会後は談話している様子であった
ともあれ、共同親権民法改正についてはもういいっしょっていう空気にすっかり包み込んだ感じで
余韻は続く、復習もしなくちゃかな
ひたすらメモもしておいたけど、これは、記憶に沿ってとりあえずレポる
記憶違いのところもあるかもしれないけど、印象を残すというのも大事かなと
全国のみんなとの心が一体になっていく感じも実感している
共同親権民法改正もうすぐ!
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