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<読書>本の太文字だけを読むことは、実は考えを押し付けられているのかも
さて、前回、TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI のシェアラウンジのお話をしました
その時読んだ本が、
堀江貴文 西野亮廣 共著の『バカと付き合うな』
なかなか手にしない本で、席の横にあったので、読んでみました
何しろ30分しかないので・・
(理由は、前回のnoteに)
ビジネス書は太字だけで十分理解できる?
赤で強調された文章だけ読んだだけでも十分伝わりました
すごいねぇ
そして、面白かったです
なるほど、ビジネス書ってコスパいいなぁと思いました
しかし、作家の群ようこさんは、この状況について警鐘を鳴らしています
自己啓発本をぱらぱらとめくってみると、多くの場合、ところどころ太字になっていた。太字の部分のみ拾い読みすれば内容がわかるという具合なのだろうか。人それぞれ、心に残る言葉は違うはずなのに、それを著者や編集者が読者に押し付けていいのか疑問である。
なるほど、もしかしたら、黒い活字のところに、私にとって必要なことが書いてあったかもしれない
もったいないことをしたものよ・・
そう考えると、ビジネス書
著者の考えをそのまま鵜呑みにして、満足しているかも
ここだけ読めば十分だよというなら、太文字のところだけ売ればいいのにね(笑)
こういうところで、コスパを追求せずに、
じっくり読み、考える人の方が、
かえってコスパがいいのかもしれません
今度からは、太字以外を読むぞ!
それは冗談として、やはりきちんと著者と対話したいと思います
太字だけ読んでいると、自分で考える習慣がなくなってしまう恐れがある
さて、群ようこさん、こうも言っています
テレビ番組を見ていて、いちいち画面に目障りなテロップが流れるのと同じである。そんなものを繰り返し見ていると、自分で考える習慣を失ってしまいそうで恐ろしい。
本を読んで賢くなったつもりでいて、実は著者や編集者に誘導されていた・・・
まあ、なんともトホホなことよ
もちろん、忙しい私たちへのご配慮だと思います
それには感謝しながら、もう少し1冊の本をじっくり読む
そして、自分に置き換えて考える・・
そんな習慣大切にしたいなと思いました
って、#note の記事、太字にしながらよく言うよね〜
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