![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157193291/rectangle_large_type_2_c0128e63932420320d9e711c106da7ea.png?width=1200)
愛する気持ちだけは、抑えられない!エッセイは、己のダメ人間さが垣間見えるものが魅力
六塵(ろくじん)の楽欲(げうよく)多しといへども、みな厭離(おんり)しつべし。その中に、ただ、かの惑ひのひとつ止めがたきのみぞ、老いたるも、若きも、智あるも、愚かなるも、変わるところなしと見ゆ。
人間の欲望を刺激するものは、世界中に色々あるけれど、どれも我慢することができる。でも、愛だけは、老いも若きも、賢い人もそうじゃない人も、溺れずにはいられない
そうですかねぇ
兼好さんが、今の世の中を見たら、驚くでしょうね
草食系なんちゃら・・・
それに、年齢重ねると、愛情はあってもねぇ・・・
まあ、当時の平均寿命、24歳
アラカン世代に当てはめても、ムリはありますが・・😆
欲を捨てたはずの兼好法師でも、書きたくなったんだなぁと思いました
なかなか書けない内容です
煩悩まみれなんて、知られたくないはずなのに
それでも書きたくなった・・・正直ですね
書くことで、欲望を発散する
いいと思います!
それを発表するかどうかは、また別の話ですけどね
⭐️エッセイのヒント
エッセイって、ダメな自分が描かれているものに心惹かれます
あまり、完璧すぎるのも、卑屈すぎるのも、読んでいて辛くなります
ちょうどいい具合のダメさ加減が良いんですよねぇ
カッコつけたいのも
カリスマ性もアピールしたいのも
そりゃあ、人間だもの・・・ありますよね
だけど、やっぱり読んでいる方は、(若干?)鼻につく!(笑)
兼好さんは、その辺の匙加減がうまかったようです
あ、でも、あくまでも
ダメ人間に仕立てるには、自分と、強い信頼関係のある人のみ
第三者を、ダメ人間に仕立て上げると、どこで訴えられるかわかりません(笑)
ちょうどいい、ダメさ加減、なかなか難しいんですけどね
いい塩梅、精進して、つかみたいと思います
ではまた☺️
いいなと思ったら応援しよう!
![こがねのいずみ@読書ブロガー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152038566/profile_b94cc09c4cd84e141c383754d9aa20c9.png?width=600&crop=1:1,smart)