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<読書>本は、しゃべり場で、体験型アミューズメントパークなんだ
どうして人は、本を読むのだろう?
今日は、どうして本を読むのかについて
考えてみたいと思います
皆さんの本を読む動機はなんですか?
私は完全に、現実逃避です(笑)
本の世界に潜り込んで、
登場人物たちの会話の中に
紛れ込んで聞いている
・・そんな感覚で読んでいます
読書とは対話の場
松浦弥太郎著
『なくなったら困る100のしあわせ』では
読書とは『誰かの話を聞くこと』だと言います
文章を読むことは、その人の言葉に耳を傾けること。お話を聞かせてもらうことに他ならない・・
古今東西、老若男女
決して会うことが叶わない人との対話の時間
確かに、私もずっと誰かと喋っている感覚に陥ります
実生活では、挨拶程度の日でも
「今日はよく話したな~」
なんて気分になることも
そうか、本はしゃべり場だったんだ
本のおかげで、孤独とは縁遠くなりました
読書とは体験の場
齋藤孝著
『読書する人だけがたどりつける場所』では
『読書が人生の深みをつくる』からだと言います
この人生の深みは、経験と体験によってもたらされる
と、著者は言います
確かに経験値が高い人ほど、
何かことにあたる時、行動も早いですよね
そんな人には、信頼も集まります
しかし、日本の、この時代にいて、
半径3km以内で暮らしている人間の私
いくらたくさん経験をしろと言われても、限られてしまいます
だからこそ、読書だと著者は言います
読書は「体験」なのです。実際、読書で登場人物に感情移入しているときの脳は体験している時の脳と近い動きをしているという話もあります。
つまり、足りない分は、読書で補えという話ですね
でも、せっかく体験しようと思っても、楽しくなければワクワクしません
時代劇でも
冒険小説でも
コッテコテの恋愛小説でも
日光江戸村?
ジャングルクルーズ?
まさしく、そこはアミューズメントパーク!
自分がしてみたいけど、現実社会ではムリ!
と言う物語を選んで、楽しんでみてはいかがでしょう?
最初は傍観者でも大丈夫
慣れてきたら、主人公になりきって、
しばし自分じゃない人の気持ち、楽しんでみては?
読み終わった後は、少しだけ人にやさしくなっている
・・かもしれません(笑)
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